生理用品をトイレで無料提供するサービス、今年夏サービス開始か。 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★昔は、駅トイレとかの入り口にポケットティッシュや小パックのナプキンの自販機ってよく置いてあったのですが(コイン入れて大きなレバーを引っ張るやつ)、トイレットペーパーが個室内に標準装備されるようになったから?最近は見かけなくなりました。

 

 

PR TIMESの記事(2021/03/15)

OiTr-サービス紹介

 

↑の記事に詳細が載っていますが、利用者はこの配布装置?にあるQRコードから専用アプリをインストールし起動(この時、動画広告が流れる)、この装置にスマホを近づけるとナプキンを1枚、もらうことができるとのことです。

 

新型コロナの影響で生活に困る人が増加し、生理用品を買えない人が増えている問題はNHKの「クローズアップ現代+」でも取り上げられるなど、急速に光が当たり始めました。

 

生理自体は病気ではなく、恥ずかしいことでもないのですが、人により症状の重い人は頭痛や腹痛、ひどい出血で学校や仕事を休まざるを得ない人も多く、またおおよその周期は決まっていてもストレスや気候その他の原因で微妙にズレることもあり、多くの人は化粧ポーチにナプキンやタンポンを常備しています。ただ、突然来た時や忘れた時など、居酒屋やカフェなどに無料で置いてくれている(感謝!)ナプキンや、こうした無料配布の機械があるととても助かります。

 

Yahoo!ニュースの記事コメントには「情報が抜かれるので不安」のような意見もありましたが、逆にオンナの子の健康管理アプリみたいなのと連動して、「そろそろきますよ」とか、周辺のドラックストアのナプキン特売情報が流れる・・みたいな展開もありかなぁ。

 

もともとの女性の貧困問題に戻りますが、中高生の、まだ始まって間がない間は量も多いし、周期も不安定なので、保健室や健康アドバイザーさんを通して、またトイレの個室に置くなどして、必要な子に行き渡るようにするのがいいと思いますね。