バイクに乗る時の服装は、風による冷えを防ぐためと、けが防止のために、夏でも長袖が推奨されると同時に、袖の開口部ができるだけ少ないことが望まれます。ですから普通の腕時計を付けていても、バイクに乗っている間は時間を見ることが難しいのです。
カブプロに時計を付ける、これは以前から考えていたのですが、駐車中の盗難を防ぐためには簡単に取り外しできないと困ります。付けっぱなしを想定して、100円ショップのデジタルクロックを付けることも考えましたが、適当なサイズのものが見つからず、もともとバイクや自転車に付けるように作られてないので、ブラケットも自作しないといけなく、面倒でした。
そこで今回考えたのが、使わなくなったカシオの安い腕時計を、本体のみマジックテープでカブプロのハンドルに固定する方法です。100円ショップのマジックテープは幅が広すぎるので、3Mで出している細幅の「ワンタッチベルト・ブラック」を使用。これは、ホームセンターで買えます。
3Mジャパン「ファスナーテープ」
http://www.mmm.co.jp/diy/tape/fastener/index.html

↑3Mジャパンの「ワンタッチベルト・ブラック」。ホームセンターで売っているマジックテープの多くは、裏が粘着テープになっていますが、これは非粘着でかつ幅が狭い目、今回のような用途のほかにも、電源コードや各種信号ケーブルなどを束ねるのにも使えます。

↑使わなくなったカシオの腕時計のベルトを外し(ピンはそのまま使う)、ハンドルに固定できる長さのワンタッチベルトを通します。

↑取り付けの様子は、↑の画像を参考にしてください。わたしは、スピードメーターの下でハンドルバーに取り付けました。そのままですと走行中に暴れるため、ハンドルと時計本体の間にスポンジを挟んで固定しています。取り外す際は、ワンタッチベルトをビビッ!とはがして、簡単に外せます。少々、不安な気もしますが、一応、公式には制限速度は30km/hなので(笑)大丈夫でしょう。
これで、走行中にも時刻や、走行開始からの経過時間を簡単に確認できます。スーパーカブは、あんまり時間に追われて乗る乗り物ではないのですが・・シンプルな文字盤が、昔タクシーでよく使われていた、アナログ式タコグラフを思い起こさせてくれますね(^^)