京阪神地区「ワイドFM」、試験放送は第4段階へ | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

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京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★地デジテレビの時もそうでしたが、既に行われているテレビやFM放送、業務用無線などへの影響を確認するため、試験放送は段階的に電波出力を上げて行われます。この第4段階は、本放送と同じフルパワー(京阪神の場合は7KW)になります。

で、きのうの夜、先にレポートした京阪石山坂本線・京津線と、滋賀県内某所の大阪局スポットエリア、そしてうちの部屋とその周辺で再度、受信してみました。わたしの部屋と近所では、やはり既設のFM局よりは電波は弱いです。しかし、前の段階よりも受信状態は安定していました。夜間は、在阪AM3局はワイドFMに切り替えてしまってもいいかも??

次は、滋賀県スポットエリア。明らかに電波が強くなり、かつ安定していました。でも、SRF-M97Vとイヤホンコードアンテナでは、ステレオで入りますがちょっと力不足。やはり、屋外アンテナが欲しくなります。

京阪石山坂本線ですが、京阪石山―浜大津間では、カスカスに弱くても電波の途切れるところはほぼ、なくなりました。浜大津駅ホームでも、アンテナコードの向きを注意して変えてみると、ステレオで入るところもありました。京津線は、前回のテストとあまり変化はありませんでしたが、大谷駅を出たところで若干、受信状態が改善したような気がします。

しかし・・今後、和歌山はともかくとして、京都や神戸でも放送が始まった場合、FMラジオの性能がより厳しく問われることになるでしょう。京阪神の多くの地域で、既設のNHKFMと民放FMが隣接県を含めて複数入るので、5-6局が良好に受信可能です。これに、近県からの弱い電波+大阪のワイドFMを入れると、10局以上が入り乱れることになり、地域やラジオの性能によっては、混信が起きる恐れもあります。(特に、安い価格帯で高感度をウリにした製品が危ない)