世に棲む日日4 司馬遼太郎 | ZAURUSのブログ

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革命は三代で成立する。

初代:思想家。多くが刑死する。吉田松陰

二代:乱世の雄。非業に倒れる。高杉晋作

三代:事業家。二代目がやり散らかした仕事の形をつけ、権力社会を作り上げ、保守的な権力政治家になる。山県有朋、伊藤博文。


この男は行動を欲するがために行動しているのであり、行動の終末が、たとえ革命の成功であれ栄達であれ、天性いやなのである。


「人間というのは艱難は共にできる。しかし富貴は共にできない」


「苦と楽を差し引きすれば浮世の値わずか三銭」


勇気というのは人間の尋常な姿ではないために勇をふるうときはかならず相手方から強烈な反作用がおこり、それがために首を撥ねられてしまう。その最後をつねに想定して覚悟していない者は勇士ではない。


(戦いは一日早ければ一日の利益がある。まず飛び出すことだ、思案はそれからでいい)


人間の人生というのはふしぎなものである、たとえ少年の身で死んでもその短さのなかにちゃんと春夏秋冬がある。


おもしろき こともなき世を おもしろく


本来おもしろからぬ世の中をずいぶん面白くすごしてきた。もはやなんの悔いもない。