とある方にオススメしてもらった本…
日産GT-R開発責任者 水野和敏さんの本です
グランツーリスモ 7でもお世話になっている(笑)
GT-Rや NISMOの流れからも
たくさん勉強になりましたよ!
オススメ度…★★★★
響いた内容…
・組織の規模が50人を超えると、それを束ねる管理職が必要。でも、当事者意識のない管理職が50人のチームに入ってきた途端、組織の一体感が大きく崩れてはじめ、悪しき縦割り組織になっていく。
だから目的へ一直線に向かう合理的な仕事を目指すのであれば(目的合理性)、チームの規模を大きくして管理職を入れるよりも50人規模で管理職のいないチームにした方がいい。
・自分がどう生きていきたいのかを考え、自分のために学ぶ…本当の意味で自分を大事にするとは、そういうこと
・物事の本質を知る道筋の中に、「悪いこと、天知る、地知る、人が知る」という言葉は外せません
・チャンスは出会った人からもらうのです。その人がいたから、自分が変われるのです。
・たとえ仕事で失敗しても殺されませんし、刑務所に入れられることもありません。失敗した体験はその理由さえわかっていると、それが滋養になってのちに生きてくるのです。
・仕事や商品というのは、本来なら人の幸せのためにあるものなのに、自分の喜びのために自分の好きなことを他人に押しつけて成功したためしがあるわけがない。
・リーダーは「責任」を会社と上司から与えられ、「権限」を組織・チームと部下から与えられる…。これが「責任と権限」の基本方程式。
・僕は高級品を「恒久品」という字を当てて書いています。みんな持っているお金には差があるし、願望にも差がある。でも、時間だけは、どんな大金持ちもどんな天才もどんな人間も、平等に持っているパラメーターです。つまり、不変の価値のパラメーターは時間ということ。
・超一流のプロになるには、日頃の努力の向こうにある「鍛錬」が求められているのです。それは、体の感覚と頭の感覚、想像力がすべて一致するところまでお客様の感動や喜びのために自ら鍛えぬくこと。自分のために単にお金儲けをしようとしている三流の料理人とはまったく違うのです。