同じ業界で働く上で
かなり参考になる内容で
勉強になりましたよ!
オススメ度…★★★★
響いた内容…
・よく、「優秀な人から早く辞めていく」といいますが、それは優秀な人ほど「この職場から学べることはもうない」という判断を早く下すことが多いから。優秀な人に居続けてほしいなら、経営者は成長の実感と、さらなる成長の機会を提供し続けなければならない。
・顧客にどんなメリットがあり、どんなリスクがあるのかはきちんと把握し、平明に伝えながら営業することがプロとしてあるべき姿。
・「成功の循環」という組織開発でよく用いられるフレームワークの考え方を用いると、経営者が取るべきアプローチが見えてくる。組織には4つの質がある。関係の質、思考の質、行動の質、結果の質。
関係の質…職場の人間関係の状態
・人事評価制度はミッションに遡れなければならない…経営者は「誰にいくら払うのか」という目線ではなく、「どんな行動を引き出したいか」という目線で人事評価制度を扱うようにしましょう。
・人間はモチベーションが高ければ高いほど、精力的かつクリエイティブに仕事に取り組みます。一つの任務を与えたら、そこからさまざまな課題を発見し、解決し、ビジネスの成長機会に結びつけてくれることもあります。なぜなら、仕事に対して前向きな意欲があるからです。業務委託には、このような効果は原則、期待できません。
・真の福利厚生は「金融教育」を与えること
「この会社には将来に十分な資産形成をする仕組みがある」という事実が従業員を安心させます。「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、長期的な理念のことを考えて目先の売上や利益よりも「正しい」選択ができるようになるには、精神的に安定した状態が必要です。