人間の格 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

とある方に借りた本…


なかなか難しい内容でしたが(笑)


参考になり事がたくさんあり


勉強になりました!



オススメ度…★★★


響いた内容…

・学問には哲学と科学という二つの領域があり、哲学はもっと幸せになりたいという欲求に応えるものとして人間が作り出した学問である。


・哲学には世界観の学としての哲学と人生観の学としての哲学という二つの領域がある。


・自らの人間性を変え得るのは、哲学の問いを持ち、その答えを求めて自ら生きようとする努力以外にはない。


・何かを成し遂げるひとは、「ちょっとおかしいな」と思ったら、「どこがおかしいのだろう。なんでおかしいと感じるのだろう」と自分で一歩突っ込んで考える。そこが凡、非凡の別れ道。


・自分で自分を教育していくという人生態度は、個性を磨き出すのには一番大切なこと。一生それを続けなければならない大事な態度。


・人生において、自分の問いを持ち、自分の言葉を持つというほど大事なものはない。


・本物の人間であるために一番根底になければならないものは、不完全性の自覚から滲み出る謙虚さであるということをまずは理解すること。


・より以上を目指して生きるというのは、生きがいある人生の基本姿勢。人間的魅力はそこからしか生まれてこない。


・仕事をするというのは価値をつくり出すこと。

人間が生きるというのは、価値の創造。仕事をするというのは、その仕事を値打ちのあるものにしていくということ。


・理想と現実ということをよく言うが、理想は決して現実にはならない。そこがポイント。理想が理想として現実の彼方にそびえていることによって、理想は人間が底なしに堕落することから救う力になっている。


・教育の目的はより高度な知識を与えてやることを通して、より真なるものをどこまでも求めていこうという意欲を子供の中につくってやることが大事。教育の最終目標はそこにある。


・釈迦…人生の四苦八苦

四苦とは生老病死、人生は健康で長生きするだけでも相当の苦労。いつ死ぬかわからないという不安がある。日に日に近づいてくる死は、考えてみると不安で恐ろしい。これは誰も避けて通れない。八苦は生老病死に、さらに四苦をあわせる。愛する人との別れ愛別離苦、欲しいものが手に入らない求不得苦、嫌な人とも一緒に生きる怨憎会苦、肉体があるがための痛みや苦しみである五陰盛苦。


・孔子の言葉「君子は和して同せず。小人は同して和せず」…立派な人間は、人と考え方や立場が違っていても、対立せずに仲良くやっていける。しかし、小さな人間というものは、同じ意見の人間ばかりより集まって、「一緒だ、一緒だ」と喜んでいて、立場や考え方の違う人間を敵にまわしてよしとしている、という意味。


・度量の大きさをつくっていくのは、考え方、感じ方、立場の違い、そういうものが異なる人間をいかに包含していくことができるか、どこまで包み込んでいけるかという力にかかっている。