司馬遼太郎の幕末・明治「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」を読む | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

なかなか興味深い内容でした!

司馬遼太郎の幕末・明治…


司馬遼太郎作品の真髄を少し知れたかな(°▽°)


オススメ度…★★★

響いた内容…

・「竜馬がゆく」は、土佐藩の同輩である武市半平太や中岡慎太郎、長州藩の桂小五郎や薩摩藩の西郷隆盛、幕臣の勝海舟を登場させ、坂本竜馬の明治維新像をそれぞれの明治維新像によって相対化する視点をもちますが、竜馬が「ヒーロー」である作品でした。

・「坂の上の雲」は作品内で歴史像の相対化が意図され、日清戦争とくに日露戦争を政治・外交といった局面をはじめ、日本軍・ロシア軍、陸軍・海軍、あるいは大本営・現地軍などの側から戦略と戦闘の様相において描くというもの。集団や組織の運営という観点がみられます。

・「翔ぶが如く」は、征韓論から西南戦争にかけての時期を扱う。西郷隆盛が下野し明治政府の徴兵制の軍隊と戦闘をおこなう分裂と対立の歴史像として描く。