あの村上ファンドで日本を席巻した
村上世彰さんの本です!
知ることができました!
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オススメ度…★★★
響いた内容…
・上場とは、端的に言うと「誰が買ってもいい=誰でも株主になれる」状態。その状態が経営上望ましくないのなら、上場をやめてプライベートカンパニーになるとい選択肢を検討するべき。
・アメリカの投資家は、極めてシビアかつビジネスライクで、いくら儲けたかの数字のみですべてを評価する。
・上場企業の経営者に常々「自分の会社の株式を一定程度もつべきだ」と提案。それは、経営者に株主と同じ目線を持ってもらうためであり、株主と同じリスクとリターンを背負う気持ちで事業を運営してもらいたいから。大事なのは、リスクだけでなく、自らの功績に対するリターンを享受できる仕組み。
・堀江氏の言葉「上場するというのは公器になったということであり、誰でも市場で株式を購入できる状態になること。ファンドにしても、安ければ買う、高ければ売るのはビジネス上当たり前。上場している以上は、誰が大株主になっても、自分はその株主の下で企業価値を向上させ、会社を運営していく」
・東日本大震災の際の活動団体について…ピースウィンズ・ジャパン、Civic Force
・東日本大震災の被災地で、自衛隊が想像以上に、組織として見事な救援活動をしていた。組織の圧倒的なパワーと統率のとれた動き。