南洲翁遺訓 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

西郷どんも終わりましたが…


南洲翁遺訓も勉強になりました!


オススメ度…★★★

響いた内容…

・各国の制度をとりいれて開明に進むことはいいといっている。しかし、その前に日本をどのような国にするつもりなのか、国民のなかにどういう倫理や思想形成を促すのか、これが肝心だ、そうでなければ、文化も含めて欧米列強の支配を受けてしまう。

・国が辱めを受けようとしているときは、その身はたおれることも覚悟で、正道を実践し、道義を尽くさなければならない。それこそ、政府の本来の仕事である。

・主君は、自分が完全無欠だと思っていないからこそ、民衆の言葉にも耳を傾けることができる。

・敬天愛人…
人が踏み行うべき道は、天から与えられた道理であって、上に天があり下に地があるように、当たり前の道理であるから、学問の道は天を敬い人を愛するということを目的として、身を修め、常に己に克つこと(意志の力で自分の衝動や欲望を制御すること)に努めなければならぬ。

・孔子の言葉…
過失があったと気がついたときには、他人がどのように思うだろうかなどと考えずに、速やかに改めなければならない。

・アーノルド ジョゼフ トインビーという英歴史家の言葉…歴史は、過去と現在の対話である。

・敬天という謙虚に自らの誠の足らないところを尋ねる心、愛人という親愛の情を万人に広めようとする心をもって、天皇に忠誠を尽くし、父母先代の精神に光を当て、何事にも恐れない勇気を奮い起こし、寛容の心を養い、不偏不党、天子の教え示すところを支持し補佐して、万国をしのぐ道理の道を立て、そうして国光を海外に示すなら、西郷の盛徳も光る。