どうもー! コウジロウです
蛍光灯が点かなくなった
新しい蛍光管を買いに行くか・・
ちょっと待ったぁ〜
※蛍光灯とは、蛍光管を使って光らせる灯りの総称です。蛍光管は、長細いもの、輪っかの形をしたもの、など色々なタイプがあります。
もし、今使っている照明器具本体が15年を超えていたら、本体ごとの交換も視野に入れてみて下さい。
照明カバー(樹脂製又はガラス製)を外すと本体にメーカーのラベルが貼ってあり、そこに製造年が記載されています。
こんな感じの↓
蛍光灯の寿命
私が現場で見ている肌感覚では、蛍光灯タイプの照明器具は15年経つと調子が悪くなり始め、20年超ではその確率はさらに上がる感じ。
蛍光灯が寿命に近づくと、下記のような症状がみられるようになります。
①チラつく
②ジーという音がする
③スイッチを入れて点灯するまで時間がかかる
④点灯するけれど少ししたら消えてしまう
①だけは、蛍光管を交換すれば直る場合もあるので、その可能性に賭けるのもありかも知れません。
②〜④なら、蛍光管を買わずに本体交換をした方がいいと、現場では伝えるようにしています。
今、蛍光管を変えようかなと思っているなら、②〜④の症状が出ていないか、チェックしてみてはいかがでしょう?
ちなみに、昔の日本のモノづくりは素晴らしかったので、30年超使えているものもあります。ただ、プラスチック部品が蛍光灯の熱で崩れている可能性がありますので、長年使えている場合その辺はチェックしたいところ。
蛍光灯の寿命を決める部品
蛍光灯には安定器という四角い部品が付いています。
この部品は蛍光管を白く光らせる役割を担っていて、ここが蛍光灯の心臓部みたいなものです。
経年劣化してくると、光らせる力が弱くなり、寿命を迎えると白く光らせることは出来ません。つまり
安定器の寿命 = 蛍光灯の寿命
ということなんです。なので、先ほどの②〜④に上げた、ジー音や点灯不具合は蛍光管が調子悪いのではなく、安定器の方に問題があるのです。
この状態になったら、照明器具本体の変えどきということなんです。
今は、蛍光灯タイプ照明器具の新品は在庫処分でもない限り入手不可(2018〜2019年までで、各メーカーこのタイプは製造打ち切り)
今は、LED照明器具への交換になります。※蛍光管はまだ売っていますよ
どこに頼めばいいの?
照明器具本体が配線に直に繋がっている場合は、交換は電気工事士の有資格者でないと出来ませんので、業者にご依頼ください。
リビング、居室などでよく使われている引っ掛けシーリングに取り付ける、カチっとひねって取り付けられるタイプの照明器具ならDIYで交換出来ます。
もし依頼する場合は、ちょっとした住宅メンテナンスをやっているところがいいと思います。
ホームセンター、家電量販店などでも窓口がありますが、マンションなら管理会社のサービスがあればそちらの方がマンション特有のつくりに慣れている可能性が高いのでいいと思います。
最近は、顧客を抱える大手企業が顧客向けサービスの一環として住宅メンテナンスの窓口を設けているケースもありますので、調べてみて下さい。例)JAF・JCOMなど
それでは今回はこの辺で
最後までお読みくださりありがとうございました!
ではまた!