緊急事態宣言が39県で解除されました。

PCR検査数の少なすぎるこの国では、第2波の感染が来るのは間違いなさそうです。

 

しかし緊急事態宣言をこのまま続けると日本経済が持ちませんので、悩ましいところです。

 

緊急事態宣言が解除されても日常生活は今までの生活ではなくウィルスに対する警戒を基本においた生活に変化していくでしょうし、そうでなければ第2波、第3波とつづくでしょう。

コロナ渦のあとは、世界が変革するでしょうね。

 

さて、前回免疫力を上げるための要素の一つである「睡眠」について書きました。

今回は、もう少し補足しておきたいと思います。

 

NETFLIXにはまって、深夜まで映画やドラマを見ているあなた!!

(私もそうです・・・)

 

睡眠は重要です。

 

睡眠は、深夜零時までに寝て、朝九時までに起床するべきと書きましたが、もう一つ重要な事があります。

 

それは「光」です。

 

深夜遅くまで起きて、朝遅くまで寝ると体内にある時計(体内時計)が狂いはじめます。

 

体内時計は、なぜか「24時間」ではなく「25時間」周期となっています。

 

おそらく、太古の昔、地球の自転が25時間であったのではと推察します。

そこに地球にたいして隕石がぶつかって、地軸のズレと共に回転速度にも影響が出たのではと考えています。

有名なのは恐竜が絶滅した1500万年前の隕石です。

(興味ある方は、NASAのHPで検索!!)

ですから1500万年前よりもっと昔からの環境によって生物の遺伝子に体内時計は、25時間にセットされています。

 

ですから、通常、体内時計は実際の一日の24周期より1時間づつずれていきます。

 

これでは自律神経も朝と昼によってバイオリズムが出来ているので、実際の今の環境とズレが生じ、昼に眠く、夜に眠れないと言うことになります。

当然、自律神経が不調を起こし、免疫力も低下する羽目になってしまいます。

 

どうしても、この1時間のズレを修正しなければなりません。

 

どうするのか??

 

答えは、「太陽光」です。

 

我々は、朝九時までに起きて太陽光を浴びることで、体内時計の1時間のズレををリセットできます。

 

朝九時を過ぎると、リセットも狂ってしまいます。

だから、午前九時までに起きるべきです。

 

これらの問題は、「居眠り病(ナルコレプシー※1)」にも非常に関係します。

 

朝起きたら15分間太陽光を浴びることで、体内時計をリセットできます。

 

これは窓のガラス越しでも大丈夫です。

紫外線が気になる人もいると思いますが、15分なら大丈夫です。

朝起きたら、太陽に当たりましょう。

曇っていても紫外線量は変わらないので大丈夫です。

 

 

ちなみに、インフルエンザ ウィルスのデータでは、紫外線がキツイ時期では、2時間でウィルスの活性は10000分の1になります。

 

ただ紫外線のキツイ時期に2時間も紫外線浴びたら他の障害が起きますから、紫外線でコロナウィルスが死滅(生物ではないので死んだりしませんが、不活性になる)と言っても実際に活用するのは、紫外線消毒庫など医療用の器具の消毒などに限られますね。

 

 

ナルコレプシー
1R02 crystallography.png

オレキシンの欠乏が病因とされる

 

※1

ナルコレプシー (narcolepsy) あるいは日本語で居眠り病(いねむりびょう)とは、日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害である。自発的に覚醒を維持する能力、およびレム睡眠を調節する機能の両者が阻害される

(Wikipedia)