水を摂っていても熱中症 ー体育館は要注意！！ー

暑い日が続きます。

先日の日曜日に、武道の指導に行ってきました。
すると稽古場の体育館の温度が半端無く高い。
立っているだけで、汗が噴き出てきます。
それではと、20分間隔で水分補給。

しかし・・・、

およそ一時間で「頭痛」が発生。
さらに一時間半すぎに「少し息苦しい」。

なんと、「熱中症」の症状です。

もう、「熱中症」に関してはよく分かっていますから十分に対処し事なきを得ましたが、自分自身初めてだったので何故なったのかと思いつつそのままに。

月曜日に、患者さんから

「先生、疲れてるんじゃないの？」

言われて思わず

「あっ、そうか！！」

自分で納得。
3週間、「休み」らしい「休み」がなかった・・・。
自分の事を考える余裕もなかったということで。

実はこまめに水分を摂っていても、疲労が蓄積していると体温コントロールがうまくいかなくなります。

また、湿度が高いと汗が蒸発できず脳内温度が上がり「熱中症」の症状を呈します。

この時期にバトミントンに試合や練習をする方も、「頭痛」がするという方は多いはず。
私が診ている選手達は、口をそろえて「頭痛」がするといいます。

バトミントンのシャトルが風に影響されることから体育館の窓を閉めて試合や練習を行うことが多いので、体育館内の温度はうなぎ登り。
そうなれば「頭痛」がして当然といえば当然です。
しかし、その程度ですんでしまうバトミントン愛好家の肉体の強靱さにはビックリします。

頭痛は、立派な熱中症の症状ですから、なめてかからないように。
次回は熱中症の予防のポイントについて書いてみたいと思います。

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