所長の田中です。
Intermediate 講座受講生の皆さん、お疲れ様でした。

私はと言うと、講義には150%のエネルギーをつぎ込むので、
終わってから、その日には講義日記さえ書けません。

と言うわけで、このフェイスブックページも、書くのが遅くなります。

そのエネルギーと情熱は、きっと皆さんに伝わって
徒手医学を革新するエネルギーになる事を願っています。
そのつもりで、講義しています。

今回から少しずつNExT神経機能医学の臨床での核心が見えてきたかと思います。
最初は基礎医学の学習が多いのですが、それが分からずに臨床技術を覚えても、どうにもなりません。

なぜ、治らないのか? なぜ治るのか?

それが分からなければ、永遠に新しいテクニックを追い続けることになるでしょう。

まるで、幸せの「青い鳥」を探し続けるように。

「青い鳥」は、いないのです。

これさえやればすべての病気が治るなどと言うテクニックは、
存在しません。

とにかく、手順が決まった治療を学んだところで、何が出来るというのでしょう???

私が言いたいことは、今回の講座の受講生の皆さんはもうおわかりでしょう。

エビデンスに従って、思考し、原因を特定して、そして、その原因にもっとも適切な処置をする。

医学としては当たり前です。

どんな疾患でも、必ずメスを使うとか、必ずSSRIを使うとか。
おかしいでしょう??

患者さんは、すべて違います。
その原因を探るためには、高度な知識が絶対必要で、
ここまでで良いと言うことは、永遠にありません。

あればあるほど良い。

そして、経験を積んで、技術を向上させる。

みなさん、医学としてのNExT神経機能医学を共に作り上げていきましょう!!

※ NExT-InstituteのFacebookページ 5月7日付けより転載。

NExT Institute