いまや、朝晩が少し涼しくなってきましたが

湿気が多いので、過ごしにくいですね。

この夏の話ですが、

夏の暑い日は、難聴の患者さんには水分の補給をしっかりやってもらいます。

いつもアドバイスすることですが

難聴はストレスが,原因のことが多いのです。

暑さというのも、脱水症状というのも

強烈なストレスです。

目から入ってくる紫外線も、悪化原因になります。

すべては「脳」のストレスと成るからです。

なかでもゴルフをやる方には、注意を呼びかけています。

炎天下でゴルフのプレーをする事は、非常に症状を悪化させます。

まずは、脱水症状。

水が足りなければ、身体の温度を下げることが出来ません。

「脳」などの神経細胞は、熱に弱いので

一気に症状が悪化することが殆どです。

下手をすれば、もう治せなくなります。

ある患者さんにそのことを話していたのですが

いまいち、半信半疑だったのでしょう。

先日、暑い炎天下のゴルフからかえってきて

その日に治療に来られました。

それまで音叉の音も聞こえるようになっていたのですが

テストしてみると、全く聞こえなくなっています。

本人は驚いておられましたが

体験することになってしまいました。

なんとか、治療した後は聞こえるレベルを改善できましたが

いつもいつもそんなにうまくいくとは限りません。

暑さと、水分補給は難聴にとっても重要な問題です。

ちなみに、

難聴であれば、ゴルフのスコアは良くないはずです。

スイングの中心が定まらないはずです。

これは人間の三半規管の機能と姿勢を調整している

前庭神経と小脳に関わるからです。

だから、良くなるまで少し控えた方が良いのです。

どうせ、頑張ってもスコアは良くないですよ。