前回は、漢方医学でのハリの運用について書きました。

つぎは、NExT 神経機能医学での運用の概略を説明します。

NExTでは、経穴(ツボですね。)や経絡(気の流れる道)

を運動器における運動学的な運用と神経刺激としての運用として捉えています。

ですから、経穴と経絡に対する概念が違います。

NExT神経機能医学講座でも、神経生理学の基礎をやるBasicの際に

すこし講義で触れますが、概念は医学的根拠に則っています。

敵対する人に多いのですが、

NExT-Neuro-functional medicine のことを「神経学」だと思っている人が

別に、「神経学」だけをやっているわけではない。

しかも、某神経学とはかなり違います。

「神経機能医学」の「機能」は、「神経の機能」を表しているのではない。

ここを間違えてはいけません。

「機能の医学」なのです。

だから「機能医学」。

名詞を分解する場所が、ところが、違う。

内容を知らないのに、「NExT」はやれ「カイロだ!」、「神経学だ!」と

言ってる人が、居ますが、知りもしないのによく言います。

全くの勘違い甚だしい。

徒手療法のすべての技術を、人体の機能を回復させる医学として

統合された理論を打ち立てています。

だから、「NExT」にとって「神経」は大事ですけども

それも見ますが、機能が大事。

「神経」も、「免疫」も、「漢方の経絡」も、「運動学」も、「生理学」も、「栄養学」も

NExTにとって、すべて、人体機能の要素の一つとして捉えている事に過ぎないのです。


ですから、NExT-Neuro-Functional Medicineは、

漢方理論」と「経絡」「経穴」の運用も

完全に現代医学に反しない理論で、捉え直されており

そして、運用されます。


ですから、経穴の治療が「何に効いているのか?」を

分かって治療しますので、的確に目的を達成できます。

治療家の方で内を知りたい方は、NExT神経機能医学講座へどうぞ。

ブログで、伝授できるほどレベルは低くありません。

「NExT神経機能医学」は、「神経生理学」と「機能医学」を表しており

すべてを統合するキーワードは、「機能医学」の方です。

やっている内容をどう表そうかと考えたあげく

そう名付けました。

だから、

「Neuro-functional medicine」

といいます。