この4週間で、極めて興味深い患者さんを6名ほど見ました。

脱水症状です。

しかも極めて熱中症に近い状態。

冬に脱水症状なんて、おかしな話だと思うでしょうけれど

事実です。

特に、わたしの研究所では自律神経系の重篤な症状をお持ちの

患者さんが多いので、脱水症状が起こると一気に悪化します。

昨日は、呼吸が出来ないと言うことで救急車で病院に運ばれたものの

血液検査、X-Rayともに異常なし。

それを3日間のうちに2回繰り返した患者さんがいました。

これも私の研究所で検査したところ脳内の温度が極めて上昇している。

しかも、脱水症状でした。

NEXTーInstitute の Neuro-functional medicineでは、

それを検知する検査があります。

治療で、帰りには呼吸が出来るようになりました。

さらに、病院では「異常なし」という答えばかりでしたので

かなり不安になっていたようです。

なぜ、こうなったのかが分かったので安心されたようでした。

冬は空気が乾燥しているので、呼吸しているだけでも

水分が身体から出ていきます。

さらに暖房の入った暖かい部屋で、ずっと過ごしていると

ある閾値が超えたところで

脳内の深部温度が上がり、大変な事になります。