土曜日は、夕方までの治療時間なので

いつものごとく、平日にこれない患者さんが多く、非常にハードな日です。

それでも、(意地でも!!)、手は抜きませんので終わるとえらく疲れます。

(治療中の心拍数は、100を超える!!この先あまり、長くない!!)

そして、その「脳疲労の状態」で、夕方からは6時30分始まりの武道の道場の指導に直行するわけです。

そこで、「肉体疲労」を起こしますので、「脳」と「体」の疲労バランスがとれるという寸法です。

(バランスというか、真っ白になります。)

土曜日は治療時間がタイトなので、予約が取れない患者さんもあり、

ご迷惑をおかけしております。

道場は道場で、遅れていくことが多くこれもご迷惑をおかけします!!

前置きが長くなりましたが

今日来られた患者さんに、「統合失調症」について質問がありました。

知り合いにおられるのだそうです。

「先生、この治療(Neuro-functinal medicineのこと)で効果はありますか?」

とのこと。

今のところ医学的には「統合失調症」の原因は、「不明」とされています。

過去には、何人も「統合失調症」の患者を診てきましたが、

実際には、他の症状で来られた患者さんが、「統合失調症」も持っていたという感じです。

そのほかの症状、というので最も多かったのが

「ジストニア」でした。

それで来院される方が、多かったのです。


「統合失調症」といっても、二つのタイプがあります。

「陽性」と「陰性」です。

簡単に説明すると、

「陽性」は、幻覚、妄想、思考障害、イライラ、強い興奮

「陰性」は、感情鈍麻、興味喪失、引きこもり、意欲低下

等です。

詳しく書くと、ブログに書けるほど甘い病気ではないので、

気になる方は自分で調べて下さい。

その症状の強さや、興奮度などみんな違いますから

私の治療室に来られた患者さんは、「統合失調症」以外の症状で来院した、

実際に私の治療室に来れる程度の症状と介して下さい。

それで経験的に言いますと

症状が、かなり軽減する方が多いのです。

それは、私の治療が脳の機能にターゲットしているからだと考えています。

治療の方法は、省略しますが

Neuro-functinal medicine の「トラウマ開放法」は、非常に有効でした。

主訴として来院されたその症状が、治ってくると比例して

「統合失調症」も軽減してくるという感じです。

やはり、原因不明といえど

明らかに、脳の機能障害であることは間違いなさそうです。

発症のリスクは、「生まれた季節」や「育った場所」、「妊娠時の感染」なども関係すると言われます。

生まれた季節は、「冬」が影響が強いと。

日射量の問題で、母親のビタミンDの不足が影響しているともいわれます。

これなどは中枢神経への影響ですから、脳の機能と自律神経に問題ありと考えることが出来ます。

また、妊娠時に「身近な人が亡くなった」状況も、発症に影響すると言われます。

ストレスですね。

すべて、赤ちゃんの発育に大きな影響を与え、ホルモン系に影響を与え、結局、「脳」に影響を与えます。

詳しくは、機会があれば、NEXT-Instituteのセミナーで、お話ししようかと思います。

いくつかの医学的事実と治療の反応から

一応、「統合失調症」の治療機序を構築しています。

今後、もっと早く確実に効果が出るように研究していきます。

「トラウマ開放法」に関する患者さんの証言を見ることが出来ます。

http://next-institute.org/interview.html