最近、空気の乾燥がひどいようです。

寒くて乾燥がひどいときは、インフルエンザウィルスが大喜び。

爆発的に広がる条件が整っています。

最も、インフルエンザウィルスは、私の治療の専門外です。

内科の先生に行きましょう。

最近は、リレンザやタミフル以外に、イナビルという抗ウィルス剤が出ていて

投与回数が一度でよいという便利な薬です。

かかったらと思ったら、内科へ急ぎましょう。

ところで、私の神経機能医学はウィルスは対象外です。

では、何が言いたいかと言いますと

「乾燥」についてです。

昨年の夏には、嫌と言うほど水分不足の患者さんを見てきましたが

実は、乾燥した冬にも「水分不足」が起こります。

人間は、呼吸をしているときでも「水分」を失います。

もちろん、夏のように「熱中症」などにはなりませんが

もっとやっかいなことがあります。

「脳卒中」、「脳梗塞」などの脳血管の障害です。

特に、お年寄りや女性は「水分」を取りませんから深刻です。

さらに、温度変化による交感神経の緊張が起こると

血管が細くなりますから、

水分の少なくなった血液はドロドロなので、詰まりやすいわけです。

最近、話題のヒートショックなどが起これば、もう駄目です。

私の治療室では、「念仏」のごとくやかましく言っていますが、

水分を取りましょうね。

若い女性の方などは、いくら顔に化粧水を塗っても

飲まなければ、医学的に殆ど無駄です。

肌の問題もおきますよ!!