今日の仕事が、終わりました!!

天候の関係で、体調が思わしくない一日でした。

今回のセミナーの反響は、とても大きく

私自身驚いています。

参加者の先生方は、北海道から沖縄までおられます。

全国から駆けつけてくれているわけですね。

今日も、関東地方の先生から問い合わせがありました。

身が引き締まる思いです。

私が、肌で感じていることを

同じように感じておられる先生方がたくさんおられた証拠です。

時代は変わろうとしているようです。

それは徒手療法とて、例外ではありません。

混沌とした徒手療法の矛盾や疑問は、そのままでは通用しなくなっていく。

もう、今までのやり方が通用しなくなっていくでしょう。

社会が混迷すればするほど、人々が真実を求めるようになります。

真実を求めなければ、やっていけなくなるからです。

いままでの歪みを見て見ぬふりですんだことは、

混迷が、我が身に迫ったときには、そうしていられなくなります。

カイロプラクティックテクニック総覧の執筆者であり監修者である

Dr.Thomas F Bergmann は、その著書の中で

「カイロプラクティックアジャストメントテクニックは、個人的な展開と修正を
 必要とする精神運動技術である。ある方法に対する代替方法の選択を
 制限すれば、ドクターと患者の身体的特徴に適合するテクニックを排除する
 ことになる可能性がある。」

と指摘しています。

1993年時点で、このような意見を仰っていたと言うことは、卓見であったといえます。

Dr.Bergmann の話を直接聞く機会があり、Dr.の考え方にものすごく共感したことを

覚えています。

我々は、テクニックを習得、保存することが目的ではないはずです。

それじゃあ、伝統芸能になってしまいます。

患者さんが、そんなことを望んでいるでしょうか。

病気を治すことが、目的のはずなのです。

NExTは、テクニックではありません。

点と点をつなぐ進化するコンセプトです。

テクニックはないのかと聞かれれば、もちろんあります。

徒手療法のほとんどのテクニックを、使用することが出来ます。

ですから、テクニックの数を聞かれれば、

現在、星の数ほどあるテクニックの数そのままです。

技術は、いずれ陳腐化します。

しかし、コンセプトは新陳代謝を繰り返し、永遠に進化します。

また、そうあるべきだと、考えています。