前回からの続きです。

以前、カイロプラクティック徒手医学学会の浜松大会で

「糖尿病の治療」について講演したのですが

このときも糖尿病の治療経過について、血液検査のデータを交えて

講演したのですけれど、医学用語や理論が難しかったらしく

役員の中には、寝ている者までいました。

自分には関係ないと言うところでしょうか。

見ていた会員の間では、

「すごい! けれど難しい!!」

と言っていたそうです。

しかし、混迷と不景気を迎えている今、

今まで通りのやり方が通用しなくなってきていると思います。

カイロプラクティックも整骨院も、成功しているところはごく一部です。

整骨院は、乱立しています。

景気が良かったときでさえ開業の成功率は5%と言われていました。

今は、それどころではないでしょう。

人々の経済状況が悪化していく現在、

本当に難病を治せるものでなければ、生き残れないのです。

いまや、社会情勢から我々はあらゆる分野で革新を求められているといえるでしょう。

治療家も革新が必要なのです。

それを私は4年前から訴えてきました。

そして、それはリーマンショック以降、現実となってきたのです。

言い換えれば、今が革新の時代を迎えたといって過言ではありません。

我々は、変わらなければならないのです。

閑話休題。

治療家には、それぞれ臨床経験と医学的知識のレベルがあるのは事実です。

それは仕方ありません。

ほとんどの人が理解するには

一体、セミナーはどのレベルから始めればよいのかと言うことを

確認する必要があります。

プレセミナーでは、参加される先生方の要望やレベルから

みんなが理解できるセミナーを構築しなければなりません。

だとしたら、クラス分けも必要になるかも知れません。

もちろん、私自身、レベルの高い先生には教えを請い

教授できる方には、一生懸命やろうと考えています。

みんなに理解してもらうためには、熟慮が必要です。

簡単ではない。

医学だから。

だから、難病を治療出来るんです。

そういう教訓を得たシンポジュウムでした。

ふう、今日も忙しかった・・・。