11月6日(日)に開始する「NEXTプレセミナー」の申込受付を開始しました。

詳しくは、NEXTのホームページを参照してください。

セミナー情報希望のメールをいただいた方には、先行受付のメールを

お送りしていますので、ご確認ください。

時々、メールソフトが迷惑メールと判断して、

迷惑メールに分類してしまうことがありますので

もし、入金後、参加証が届かないときは、確認してください。

今回は、発表が5ヶ月前であったにも関わらず

たくさんのお問い合わせをいただきました。

五人くらい集まってもらえれば、

細々と研究していこうと考えてましたが

そんな人数は、受付前に、参加希望と送られてきたメールだけで

すぐに超えてしまいました。

色々、関心を持っていただいて、ありがたいことです。

今回の「プレセミナー」は、NEXT-Neurofunctional medicine の

紹介セミナーです。

自律神経にどのようにアプローチするのか興味があるとの

メールもいただきましたが、

「C5を、矯正すれば良い。」

と言うような、単純なものではありません。

そんな HOW TO ものではありません。

人間の身体は、それぞれ皆違います。

大まかな概念としては良いでしょうけれど

臨床で、同じことをやって、同じ効果が出ると考える方が

間違っています。

その理由も考えないといけません。

私の神経学の大先生である Dr,Carrick は

「人間の共通部分は、60%しかない。」

と仰います。

「なに、60%もあるのか!」

と思ってはいけません。

60%しかないのですよ。

40%もちがいます。

人間と猿の遺伝子の違いは、何%か知っていますか?

難病と闘う~自律神経と神経機能医学ブログ-チンパンジー



その答えは、なんと、


ヒトゲノムの違いは、1,23%。

塩基レベルでの差は5.3%。


それだけです。

(研究の目的と前提条件によって、違います。)

40%も違えば、全然違います。

ですから、患者ごとの判断が重要であるというわけです。

我々も医学と言うからには

それだけの覚悟で勉強しないといけません。

少し習っただけで、何でも治せるなどと言うのは

医学でも何でもないし、絵空事です。

高校までしっかり、理科を勉強するだけでも

ものすごく時間がかかりましたよね。

それで、

みなさん!

高校程度の理科をすべて理解していますか?

高校程度と言っても、改めてみてみれば

かなりのレベルの科学的な知識が満載しています。

ほんとに。