11月に私の治療法であるNEXTーNeuro-functional medicine(以下、NEXTとする)

のプレセミナーを開催するのですが、

今の時点から、申込みや問い合わせをいただいており

予想より大きい反響に驚いています。

最初は、五人くらい集まってくれれば、

細々と「NEXT研究」をしていこうと考えていたわけです。

そもそも、NEXT は、企業秘密としていたので

セミナーをする気はありませんでした。

まあ、自分の研究所がビジネス的に好調ですし

経済的に困っているわけでもなく(困ったこともありませんが。)

そういう意味では、セミナーで利益を得る必要も無かったわけです。

また、日頃、朝から晩までみっちり働いているものですから

週休二日は、必要。

中には、本業が駄目で、しかしセミナーや企画だけで利益を得ている人も

この業界にはいます。

なにせ、セミナーでは先生は偉く見えるのですけれど

実際に、その先生の治療院が流行っているかどうか

患者が治っているのかどうか

それは分かりません。

実際に流行っている先生は、ほんの一握りです。

いままで、いろんなセミナーを見てきて

その現実を見てきました。

往々にして、本業が忙しい優秀な先生は

セミナーをやる時間は無いものです。

準備が大変だからです。

しかし、ふと思いました。

NEXT・・・。

このまま埋もれてしまっては、もったいない。

しかも、もっと進化できる余地があるが、

一人でデータをとってやっていくよりも

優秀な先生に集まってもらって進化させた方が良いかと。

さらに、思い出しました。

マニュアルメディスン研究会の評議委員をやっていた頃

徒手療法の standardization つまり標準化、共通言語化を

かなり熱心に提言していました。

あまり、理解と関心を得られず、

一度は、自腹で、損失覚悟で「マニュアルメディスン基礎講座」を連続講座で

開催したものの、研究会での同意は結局、得られませんでした。

連続講座は、とても盛況でしたけれど。

これももう一度世に問うてみたいと。


カイロ、整骨、整体、

どの業界も経済的に厳しい。

これでは優秀な人材も、この業界に集まらない。

これも将来が見えない。

研究会に集まる同志の盛業も手伝えたら

業界も活性化するかと。

そんなことを色々思いながら、開催することにしました。

NEXTは、自律神経をメインに据えていますが

「自律神経と免疫の研究会」という団体があり、
(いまは合併して名前が違うと思います)

私も研究のため参加したいと申し出ましたが

「鍼灸師でないと駄目!」

と却下されました。

「むっ!!」

と思いましたが、

たしかに、他の業種との差別化は、経営上重要です。

自分たちだけが儲からなければならないのは

資本主義の原理です。

NEXTは機能神経学をベースにしていますから

バックボーンの内容的には、こちらもかなり高度です。

この部分は、日本の医師の方でも知らないところです。

そこで、NEXTは

「カイロプラクターでないと駄目!!」

としようとも思いましたが、優秀な方や熱心な方が集まってくれればと思い

今のところ制限を設けていません。

是非どうぞ。