このブログは、一般の方向けのブログですので

専門用語などは、出来るだけ使わずにお送りしています。

しかし、医療に携わる方で私の NEXT-Neurofunctional medicine に

興味のある方は、こちらのホームページをご覧ください。

NEXT-Institute

さて、暑い日が続いておりますが

熱中症だけでなく、意外に多いのが「ぎっくり腰」です。

この「ぎっくり腰」という名称は、医学用語ではないので

何をもって「ぎっくり腰」というのかという定義の問題もあります。

つまりは、急性腰痛のことなのですけれど、その障害の程度は、色々です。

完全に動けなくなる方もいれば、歩くことが出来たり

少し痛む程度であったりと、すべてが同じではありません。

夏になってくると、雑草がボウボウと成長して「草むしり」を励行いたしますと

これが引き金になって、「ぎっくり腰」というのが多いのです。

また、「膝の痛み」も良く発症します。

では「草むしり」をしたから

また、その姿勢が悪かったから

「ぎっくり腰」や「膝の痛み」を発症したかというと

そうとも言い切れません。

これらはトリガー(きっかけ)であって

腰痛や膝の問題は、すでに準備万端整っていたと考えられます。

腰痛の原因は、簡単に言うと「ストレス」であることが

最近分かってきました。

「えっ? 別に人間関係には悩んでないよ」

と言う方がおられるかも知れませんが

別に、人間関係だけが「ストレス」ではないのですよ。

暑さ寒さも、ストレスになります。

普段ストレスが、蓄積している方は、そこに暑さなどが加われば

あっという間に、ストレスの許容範囲を超えてしまうのです。

それで、いろいろな症状が発症するというわけです。