原発の事故の後から、この夏は節電が叫ばれています。

原発事故のない関西電力まで、15%節電しろとのこと。

検査に入る原発が再稼働できるかどうかという問題は分かりますが

今現在、そんなに止まっているのかと言うこともありますし、

火力発電所をすべて稼働させれば、電力はカバーできるという

話しもあります。

隠蔽体質が強いので、何が本当かはさっぱり分かりません。

ところで、

昨今、節電のために室温を28度に設定しようということになっているようです。

しかし、この28度という数字は、人体にどのような影響があるかを

考えて出したものではありません。

あくまで、電力の消費率から言い出したものです。

ここが恐ろしいのです。

特に、都会の高層ビルなどでは窓を開けることは出来ません。

エアコンの温度を、28度に設定したとしても

実際の室温は、もっと高くなります。

みなさん、エアコンが28度だからといって室温が

28度であると思ったら、大間違いです。

そんなに正確ではないのですよ。

部屋が広ければ、それだけで場所によって温度分布が違います。

だから、28度に設定していても場所によっては30度くらいになっていても

不思議ではありません。

これでは熱中症になってくださいというようなものです。

仕事の作業効率もかなり低下します。

ですから、仕事の量をこなせないので

結局、仕事が残る。

結果、残業となる。

こうなっては節電していることにはならないでしょう。

次回に、温度と脳の関係を書いてみます。