今日は、朝から大忙しです。

午前中だけで、100メートルダッシュ30本やった気分です。

「一週間前から、身体がだるくフラフラして気力もなく力が出ない。鬱のような状態」

と言う患者さんが来られました。

前回のブログで、脱水状態の患者さんが増えていると書きましたが

今回の患者さんは、もう、ほとんど「熱中症」でした。

普通のカイロプラクティックでしたら、

関節のズレやそのための神経の働きがどうのこうので

関節を矯正するでしょう。

しかし、改善するはずもありませんし

自律神経の働きで、症状が悪化する可能性もあります。

このような患者さんは関節のズレは、関係ありません。

生理学的な問題なのです。

前日にも、内科の医師の診断を受けたらしいのですが

血液検査をしただけで、なんら診断名も処置も何もなかったそうです。

倒れる状態まで行かないと、「熱中症」と診断しないのかも知れません。

しかし、そのような究極の状態になる前に、身体はいろんなサインを出しています。

NEXTの治療は、的確に判断して対応できます。

治療に時間をかけ、帰りにはかなり回復して帰られました。

このときも

「すごく早く的確に、原因を言ってくれるので助かります」

との言葉をいただきました。

大事なのは、診断なのです。

神経機能医学の誇りは、大事に至る前に察知できることです。