カイロプラクティック臨床神経学。

日本語になっていませんが、正式には「Clinical Neurology」と言います。

参考HP→Carrick Institute

カイロプラクティック神経学の創始者であるDr.Carrickは、

今までのカイロプラクティックの概念を最新の神経学理論によって革新をもたらしました。

「骨のズレ」という古典的な考えを終わらせ、

科学として神経学的な機序を提示しカイロプラクティックによって

中枢神経系の働きを調整出来ることを明らかにしたのです。
 
カイロプラクティックの刺激は、脳などの中枢神経系に働き効果を発揮するという考え方です。

これらにより、これまでのカイロプラクティック検査では、

的確な効果を出すことは難しいことも分かってきました。

つまり、古典的なカイロプラクティックの基本である「脊柱のずれ」だけ診ていては

駄目だと言うことです。
 
 これらの脊柱を中心にした古典的カイロプラクティックの概念を

Dr.Carrickは脊柱中心としていることから、「spine specific」と呼びました。 

それに対し、中枢神経系をメインとする治療を「Brain Specific」と呼びました。

つまり脳を中心とした中枢神経系の調整こそカイロプラクティックの

もっとも大きな作用機序であるとし、原理的な大まかな刺激の法則まで提示しました。

博士は、現在、フロリダにカーリック研究所を設立し後進の指導に当たっています。

さて、

ここで最初に書いた「NEXTの病因論」を見直してみてください。

ヒトの免疫系は、自律神経と密接に関係があり、病気の70%はこれに関与していると言うこと。

つまり、神経系の治療が出来れば「免疫系」を正常にし、難病と言われるものも治療出来ると

言うことになります。

この日本の免疫学と最新の臨床神経学の原理、運動神経学、経絡理論など元に、

応用、融合して、独自の研究により確立されたものが、NEXT-Applied Neurologyです。