インフルエンザの感染に関して。

発祥までは通常2~3日です。

感染者が、ウィルスを排出するのは、感染してから症状が出る前から感染後、

2週間までと言われています。

感染のルート

1, 感染者の体液が、他人の目や口の粘膜に付着して体内に侵入する。

2, 感染者の咳やくしゃみの飛沫をすいこんでしまう。

3, ウィルスの付着した物や人に触れた手で口から侵入する。

大まかにはこれら3つに分類できます。

インフルエンザの予防について

前回、インフルエンザ・ワクチンを接種していても、

重傷化することもあると書きました。

それは個人個人の免疫力(病気に抵抗する力)が関わるからです。

これはインフルエンザだけでなく、他の感染症でもいることですが、

免疫力が低下している方は、重傷化しやすいのです。

ストレスや疲労、栄養の偏りなどがあると、体の抵抗力、つまり、免疫力が低下してしまいます。

ゆえに、栄養バランスを考えて食事をとらなければなりません。

とくにタンパク質の摂取は重要です。

タンパク質は、筋肉が異化作用で減ってしまうのを、抑制してくれ

内臓を活発に動かすことができますから

体温を高く保つことができます。

アミノ酸の中では、L-グルタミンが免疫力を高めてくれます。

体温が高めであると、体の免疫細胞(ウィルスや細菌を殺してくれる防衛軍)の

活動が活発になり、ウィルスの感染を抑えてくれます。

また、ビタミン類の摂取も役立ちます。

特にビタミンCは炎症を抑制し、免疫力を高めてくれますし、

冬に毎日1200IUのビタミンDを摂取すると

季節性インフルエンザの感染を43%も抑制できるという研究結果もあります。

(アメリカ臨床栄養ジャーナル 2010/3)