脳血管障害と寒冷ストレス

天気予報を聞いていると、

昨年の年末から

「寒さは、この寒波で峠となりそうです」

と言う台詞を、何度も聞いたような気がします。

何度の寒波が来て、いや居座っています。

昨日、来られた患者さんで病院の脳外科、脳内科などの受付業務を

されている方も、仕事が忙しいとか。

脳血管障害を持つ患者さんにとっても

この寒冷ストレスは、厳しいものとなります。

血圧が上がりますから、血管によくないのは当然ですが

血管自身も交感神経の関係で、収縮します。

だから、血圧もさらに上がってしまうのです。

さらに、血液中の顆粒球という免疫細胞が活性化しますので

血管内の炎症があれば、加速します。

できるだけ、部屋を暖かくして

寒いときは、暖房を切らないように。

コタツや電気毛布は、だめです。

吸ってる空気が、冷たいと寒冷ストレスになるからです。

以前のバックナンバーも参照してみてください。