少し前から「スピリチュアル」と言う言葉が、一部で流行っているようですね。

「霊的」あるいは「霊能」なんて言うと宗教じみたり、重くなってしまうのか

「霊能者」も和製英語で「スピリチュアル・カウンセラー」という

ちょっとライトで今風な言い方になっています。

でも、要は今まである「霊能者」でしょう?

何が違うのでしょうか。

こういう場合、うつ病やノイローゼであっても、こういうのが好きな人は「スピリチュアル~」と

なってしますようです。

確かに、精神科や心療内科で、診断されて治療(投薬)されても改善しないことも多いのですが、

だからといって、すぐにこの方向に走るもの問題があるように思います。

私は、そういう世界を否定はしませんし、ある意味、事実もあると思っていますが、

全部は、とうてい肯定できません。

大体、スピリチュアル・カウンセラーなる方は、死んだ人と話が出来るのでしょう?

では何故、未解決の殺人事件や死んでいるであろう行方不明者などの家族や被害者を

助けてあげないのでしょう?

そんな方は、過去から考えると何十万人といるでしょう。

テレビで、芸能人ばかりを見ている場合ではありません。


閑話休題。


精神世界の本やインターネットばかり見ていると、勘違いをおこします。

ですから、同じくらい科学的な本を読む必要があります。

東京大学での学会に参加していても、

内科の先生方もこういう系の患者には困っていると言っておられました。

科学的な治療としても、

脳神経の研究や NEXT-App Neuro のように神経の機能として分析、治療できるものが

今ではあります。

ただ、その治療に巡り会えるかどうかは、それこそ「縁」しだいなのかもしれません。