今日は、めまいの症状を訴える患者さんが沢山来られました。

特に、夕方になって急な大雨が出る前後に発症したという方もおられました。

さて、何故でしょう??

これは、低気圧が大きく関係しています。

低気圧とめまいが連動することは、科学的な研究で確認されています。

これも自律神経と関係あるからです。

低気圧は、副交感神経を優位にする働きがあります。

副交感神経は、血管を拡張させてしまいますから、これが急速に起こると

血圧が下がってしまうのです。

脳に流れる血液量が減ってしまい、脳が酸欠になってしまいます。

お風呂で座っていて、急に立ったとき立ち眩みが起こるのと同じ理屈です。

しかし、こんな事が起こるのも普段から自律神経の機能が低下していて

コントロール能力が低下している証拠です。

これを治療すればよいわけです。

前述の患者さんは、治療が終わると、すっかり目まいはなくなっていました。