横浜からお送りしております。古株スタッフです。叫び 

横浜スタジアムでアルフィーさんのコンサートがあるらしくホテルは満杯状態。

ホテルの従業員さんが、「朝食は大変混み合いますので、朝一番がお勧めです。ドキドキ」と、わざわざお電話を下さいました。高速道路の渋滞の様ですなぁ。でも朝一番に集中したらまた混んじゃうでしょ?時間差で案内してんでしょーか。細かな配慮、ありがとうございます。合格


 さて、横浜までの新幹線、雑誌WEDGEで、面白い記事を見つけました。

「発酵すれば腐らない。」・・・蔵元・寺田本家23代当主、寺田啓佐さん。

当主の若いころ、仕事も体調もうまくいかず、「自分が一生懸命やっているのにうまくいかないのは、世の中、他人のせい」。アイツが悪い・・コイツが悪い・・そんな思いでいたら、どんどんストレスが溜まり、とうとう直腸が腐ってしまった。(・・・直腸って腐るんですねぇ・・びっくりした。)病床のどん底状態から、寺田さんは、生き返るためにこの、「発酵すれば腐らない」という考えに及んだそうです。


 発酵=腐ると同じじゃあないの?・・・なんてカン違いしていました。

そうか、発酵と腐るは違うのか。

発酵は、微生物が有機物を分解して、新しい物質をつくり出す作業・・を云うそうです。

ちなみに、腐敗は、微生物が有機物を分解して、有毒物質を生じること。

似ていますが、腐敗は基の有機物も朽ちてしまう。発酵は、いわばお互いが役割を果たして、出しゃばらず、発酵自体が楽しいから、共生していける・・ことだそうです。


コレ、企業間の協力や人間関係にもよく似ているなぁ・・と思いました。

企業間は、お互いライバル同士であっても、切磋琢磨して成長し合える関係であれば市場に残っていける。

ただし、追いつめすぎると有毒物質を放出して、相手を腐らせてしまう。ライバルがいなくなれば、競争がなくなり次第に勝ち組も朽ちてしまう・・。


 人間関係もよく似ていますね。お互い様という謙虚な気持ちを持っていれば長く続く関係でも、常にどちらか一方が優位、出ずっぱりではバランスが悪い。


ちなみに、共生は相利共生・片利共生があって、相利共生は「お互いの利益が明確」なのに対し、片利共生は、「どちらかの利益はなんだか不明」な状態をいうそうです。

なるほど。


ちなみに、「寄生」も、共生の部類に入るそうで。

共生か寄生か。えらく聞こえ方が違うなぁ・・・。

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