鬼平犯科帳の賃金制度 に続き、
そういえば、人事制度どうなってんの?と尋ねたくなるのが、
「スタートレック」
スタートレックの世界はえらいことになっています。
この24世紀の世界では、
「貧困や戦争などが根絶されており、見た目や無知から来る偏見、差別も存在しない、ある意味で理想的な世界と化している。貨幣経済はなくなり、人間は富や欲望ではなく人間性の向上を目指して働いている。」
人事制度、構築するときどうするんだろ?・・・むしろ無くてOK?この時代のコンサルタント、ちょっと大変だなー・・なんて。
但し、一応軍隊なので、階級やら等級があり、評価もある様です。
上級職にエントリーする場合は、バーチャルリアリティによる試験で、
危機に対しての対応が問われるテストを受けます。
カウンセラーの女性がこのテストを受けているけど、何回受けても受からない。
恋人であり上司である副艦長が、
「君にはムリ。」・・こちらは正解を知っているけど、教えられない。
何回目かのテストで、彼女は、とうとう部下を一人犠牲にして危機に対応して見事合格。
全体を助けるためには、一人の部下を犠牲にできる冷徹さの有無が上官となる分かれ目だったんですね。
非情な試験内容なので、これだけキツイと落ちこぼれるメンバーも出てくるのではないかと思うのですが・・・。
だってテレビのドラマですもん。乗組員のモチベーションよりも、もっぱら宇宙人とのドンパチが主力だもんねぇ。
ちなみに、このチームは常に仕事に「誇り・・メンバーに選ばれた誇り・誰にもできない仕事・地球を代表し地球を守る仕事」を持つことで、モチベーションを保ってるようです。
人事制度の重要な役割は、
如何に仕事に誇りを持たせることか・・ということかもしれません。
<この際、ホワイトハウス に続きま~す。>
