お客様にお茶持っていくと、「えっ・・なっ何かございましたか本日は?」と青ざめ疑われる古株スタッフです。叫び ・・・えーい、毒でも入っているのかワタシのお茶は・・・。

この「お茶だし」、意外にもお客様はいろいろ見ていらっしゃること、経営者の皆さんはお気づきでしょうか。何でもええってワケじゃあないんですよ。暑い日・寒い日、お客様の好み、そりゃあいろいろです。かの徳川家康サンでも石田三成さんでも、「お茶」をきっかけに上司から一目置かれたそうで。コーヒーでしたらブラックなのか砂糖多めかクリームありか、クリームもノンファットなのか・・・。いえいえコーヒー全くダメで紅茶のみとか。

「ウチは喫茶店じゃナイっむかっ」・・って言われればハイおしまい。なのですが、気を遣われている企業サンですと、
「確かコーヒー、温かいもので、ブラックでしたね。」なんてさらっと言ってくれます。アナタ、できてるわぁ・・。ここまで社員をきっちり教育される、企業の「底力」を感じる一瞬ですね。

応接間に入った時点で、サイドテーブルがきちんと設置してあると、「ちゃんとしてるな」と思います。俗に言う喫茶店出し(お盆から直接出してしまうやり方を言います)はNG。これは、打ち合わせ中に出した書類等に、万が一こけて、飲み物をぶちまけたとしても一杯分で済む・・・という配慮でございます。だからサイドテーブルにいったん置いて、飲み物をひとつずつ両手で出すのが基本中の基本なのですね。午後にお客様がいらっしゃる企業さん、一つ参考にして下され。
(あら、なんかビジネスマナーコラムみたいになっちゃったわ。あんまりつっこまれないウチに終わらなきゃ・・・)

さて、御社のお茶だし、どのようにされていますか。
こんなとこ見てるのねぇ・・・と思ったら逆に差別化のチャンスです。
そんなちっちゃな印象の連続が、企業のイメージを創るのかもしれませんね。

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