こんにちわ。若手ちゃんが生まれた時にはOLやってました。年の差におののく古株スタッフです。![]()
そういえば、マイケン・ジャクソンさんはじめ、最近お亡くなりの方、年齢が若いですね。プロレスラーの三沢光晴さん(46)も50前。マイケルさんも今日の「最後の動く映像」を見る限り、ワタシの周りであんなに軽やかに動ける50歳っていないもん。
プロレスといえば、昨年の年末、社長ほかで残業の食事をしていた時、「アントニオ猪木」さんのマネージャーさんが偶然隣の席で、な・ナーント、社長が「プロレス大好き
」とお話したところ、プロレス観戦のチケットをお譲り下さったのです。(スイマセンねぇ。赤の他人の我々に。なんて心の広い方・・・
)
社長、「こりゃあ、ありがたい。じゃ、古株、現地集合で。」有無を言わさぬ業務命令。
正直なところ、「プロレスなんてー。ぜーんぜん興味ないっしー。男と男の肉のぶつかりあいなんてさぁ・・見たくなーいよーん。野蛮だわーん・・・)と思っていたワタシ。
ところが、ところが。
・・もう、びっくり。めちゃめちゃ楽しかったのですよ。いろんなハプニングが楽しくて。
プロレスの技はキレてるし、場外乱闘やら、悪役レスラーがお客様を追っかけて、リングサイドのお客様がみーんな鬼ごっこよろしく大移動したり。
「キャー
」なんて、リングサイドのお客様、本気で逃げてるけど、顔は笑ってるし。
追っかけてる悪役レスラーも、イスは投げてるけど、誰もいないところを選んだりして。
あら、以外に優しい人かも・・この悪役ブロレスラー
。
何より「前座」で戦っているレスラーが、きちんとルールを守って戦っていたことにも感心しました。
だってさぁ、ほらほら、タイガーマスクの、
♪ルール無用のあくとうにぃーせいぎのパンチぶちかませぇ~(だから古いってば。)
を・・がすりこみとして入っていたかもしれませんねぇ。
ルールはちゃんと守るのです。戦い終わってから、勝った方、負けた方が、丁寧に四方の客席に45°のお辞儀をみーんなするのです。
(それはそれは、まるで、クラッシックダンスを終えたパートナーとリーダーの様に優雅に
)
アントニオ猪木さんも挨拶で、
「こんな景気の時に、プロレスを見てくれてありがとー」ってね。お客様への感謝がしみじみ伝わるショウでございました。
途中で金メダリストの石井慧さんがリングサイドに来た時、カメラマンやらお客様が集まってしまった時なんざ、
客席から、「ちゃんと試合を見ろー
」と、分別のあるヤジが飛んだり、
後ろのお客様も「そうだそうだ。良いヤジだ
」と更に分別あるツッコミを入れておりました。
外はその時、とっても寒い夜だったのだけけど、温まるショウだなー・・ってえらく感心したモノです。
プロレスがこんなに楽しいなんて・・なにごとも経験してみないとわからないものねぇ。
三沢さんのショウもきっとこんな風だったのでしょうね。
マイケルさんのステージも感動モノだったろうなぁ。
つくづく惜しい方々を亡くしました。
合掌。
そうそう、今朝のクインシー・ジョーンズさんの、
「わしゃあ、マイケルの葬式に出ない!もうたくさんや」・・・(ええ、関西弁じゃあないと思いますが。そのあたり雰囲気で。)を見て、森繁久弥サンを思い出したのは、ワタシだけでしょうか・・・・。
