障害者の両親から生まれた僕の本音
話を進める前に、僕の0歳〜18歳までの歴史を書きます。
・1994年生まれ(現在30歳)
・0歳〜1歳まで母方の実家にて、母方の祖母と母方の兄、妹と生活
(両親は結婚しておらず、母子家庭として母方の籍に入り生活)
・1歳〜3歳まで乳児院で生活
・3歳〜9歳までA児童養護施設で生活
(土日や連休の時に母方の実家に帰省したり、母が週末におもちゃを持って面会に来てくれたり、"B里親さん宅でお泊まり"したりもしてた)
・9歳〜10歳までB里親さん宅で生活
・10歳〜11歳まで母方の実家にて試験的に生活(僕が実家に帰りたいと言った為)
・11歳〜11歳半をC児童相談所にて生活(実家で色々あった為、一旦、一時保護で次の住む場所探し)
・11歳半〜12歳半まで再びA児童養護施設で生活
・12歳半〜13歳までC児童相談所にて生活(また僕が実家に帰りたいと言った為)
・13歳〜13歳半まで母方の家で生活
・13歳半〜14歳までC児童相談所で生活(僕が母の事が嫌いと言った為)
・14歳〜15歳までD児童養護施設で生活
・15歳〜15歳半までE児童相談所で生活(僕が言うことを聞かなかった為)
・15歳半〜17歳までF里親さん宅で生活
・17歳〜17歳半までG児童相談所で生活
(僕が言うことを聞かなかった為/全日制高校自主中退)
・17歳半〜18歳(母方の家に戻り生活、直後に父方の祖母に引き取られ、通信高校編入&2年後高校卒業後から社会人として一般企業で働き始める。)
と言う感じです笑笑
とにかく、あっちこっち行ってます笑笑
さて、この歴史を踏まえて今回の本題に入ります。
障害者の両親から生まれた僕の本音
と言うことで結論から話しますと、
子供ながらに大変苦労しました。
それは何故か?
僕は周りの子供達や子供達の家族に対して、
とてつもない"劣等感"を感じて居たからです。
(小3ぐらいから劣等感を感じ始めました。それまでは何も思って居ませんでした。)
・僕には父が居ない。(18歳の時に初めて父と父方の家族と対面しました。この時に父も障害者である事が分かりました。)
・僕の家は貧乏だ。(18歳以降は父方の祖母に引き取られ、経済的にも安定した家庭だったので、
この思いは次第に無くなりました。)
・僕の母は障害者だ。(小3の時に実家に帰宅した時に実際に障害者手帳を見つけてしまいました。)
・母が障害者だから家が貧乏なんだ、普通じゃないんだ。
この劣等感が18歳ぐらいまで続きました。
この劣等感のお陰で色々悩まされました。(現在は一切ありません。)
両親の障害は所謂、
父方は知的障害と発達障害を持ち合わせた障害で中度の障害者(社会人になってから障害がある事が分かったみたいです。高校は普通の高校をちゃんと卒業してます。現在の自由が丘高等学校卒。出席皆勤の賞状を見せて貰った時はビックリしました。笑やるじゃねぇか。)
母方は知的障害の軽度の障害者です。
(母の場合は父に比べ軽度の障害なので、福祉等の援助が半分になります。ほぼ一般の方と一緒の扱い。母の学歴は一切知りません。)
・一応、障害者枠で一般企業や社会福祉が運営する作業所等で働く事は両親とも出来る。
・父と母の出会いは同じ職場の同僚から始まったと父が言ってました。
(現在も母と父は職場は違うが、どちらとも働いている。父は体調不良等で休みがちらしい。母は真面目に働いているらしい。たまに担当の福祉の方や祖母から聞かされる。*父も母も僕も、それぞれ別々で暮らしてます。父はグループホーム、母は一般の賃貸住宅で一人暮らし、僕は経営してたレストラン&一人暮らしを閉業した直後に、父方の祖母宅に戻ってきて1年半が経過しようとしている。笑)
・仲良くなれば、それなりに会話が出来る。
(知識や経験は僕が、いつの間にか両親を追い越したから、両親とは難しい話は出来ない。
多分、両親は小4〜中3レベルで成長が止まってると思う。担当の医師も、そう言ってる。けど、たまに難しい事を知っているから、
驚かされる。そんな両親の代わりに僕は父方の祖母と、世間話しや難しい話をしている。)
・両親とも僕の事は、息子として認知してもらってる。
(小4〜小5まで母方宅に試験的に帰宅した時に、おもちゃ、ゲーム、おやつを良く買ってくれました。この時の僕は反抗期真っ盛りで、母に文句ばっかり言っていました。
そして、そんな僕の反抗期や母の実の兄も一緒に暮らしていて色々訳あって生活が
次第に"ままならなく"なっていき結局また児童養護施設に戻りました。)
・僕自身は、今のところ障害は無い。多分。笑
考え込み過ぎるのは父親譲り。
(容姿や声と、性格や仕草や考えが似てる所が、たまにあるだけかな。)
そんな感じの両親と息子(僕)です。
現在は先述の通り、
劣等感なんて一切ないし、
両親に対して軽蔑などしてなく、
産んでくれて有難うと思っています。
(子供時代の俺に聞かせてやりたい笑)
最後に、
幼少期は僕に人生の選択権は一切ありませんでしたが、
今、大人になった僕は自由に人生を選択出来ますからね。
これから先の人生は自分の責任です。だから、結果オーライです。
何故なら僕は、大人になってから、自分のレストランを経営したりしてますし、
音楽活動を通じてギャラを得たり、企業様から音楽の仕事を頂けたり、
沢山の方達に会ったり、現在も夢に向かって突き進んでいます。
そのせいで今は両親と、ほぼ他人同然みたいな関係になってしまいました。
(両親が、"こんな両親から産まれた筈なのに、僕が優秀過ぎて気が引けてる"と本人達から聞きました。笑)
けど、産んで貰った事は一生感謝しますし、
たまに話す友人ぐらいの気持ちで、今後も仲良くしていくつもりです。
僕の両親は、いつまでも僕の両親です。
そんな感じで今回のブログは締めさせて頂きます。
(いつも締めが雑。笑)
では次回のブログを、お楽しみに!!!!