論理の技法 ※5月17日のセミナー内容を一部公開 | ドラッカーから学ぶネットビジネスの極意
昨日の告知記事は大変お騒がせしました。


実は、先日の記事を書く前に
あるアフィリエイターさんとスカイプをしていて、
この話をしたらドン引きされました。


「狂っている」

と思われたのでしょうか!?


その通りだと思います。


そんなことは、ネット業界で

ドラッカーの『顧客の創造』を持ちこもうという時点で

承知しています。


業界に全く前例がないイベントですけど、

未だかつてないことに挑戦をすることに意味があると思っています。

(イノベーション:変化を起こす)


とまぁ、自己満足にふけるのはこれまでにして、



さて!


本日は5月17日のイベントで教える予定の『論理の技法』について、
その一部お伝えします。




『論理』と聞くと難しいイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、
この3つの公式さえ抑えておけば簡単です。



論理の技法


『主張』『理由』『前提』



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①主張…貴方が最も伝えたいこと。

抑えるポイントは3つです。

「メッセージ性」があって、「コンパクト」で、「解りやすい。」

ブログやサイトを作成するときに見出し
メルマガの件名
サイトのヘッダー
無料レポートのタイトル

に記述する文章に近いです。


主張がシッカリとしているから、記事を読もうとする!

ネットビジネスをしている人なら、
日々考えているのがこの主張のコピーかと思います。


しかし、いくら主張が正しいとはいえ、
それを正当化する理由がない手に取ってもらっても閉じられます。


そこで理由です。


②理由…なぜその主張が間違っていないかの裏付け

ポイントは「正しい」ではなく、「間違っていない」です。
100%正しい理由を述べる必要はありません。

ディベートの世界では、

100%正しいことなどこの世に存在しない!

というところから始まっています。

ただし、ここを強くして信じてもらう必要があります。

ReasonWhyを徹底することと言い換えた方が解りやすいですね。


では、どうやったらReasonWhyを強くできるかというと、

前提にある考え方を徹底的に検証することです。


③前提…目に見えないけど隠れている部分。

聞きなれない言葉だと思います。

しかし、論理を組み立てる上で最も重要なのが、「前提」という部分です。


【主張】と【理由】の間には必ず論理の飛躍が存在する

ということを抑えて下さい。

飛躍している部分は何かを見つけて、そこを突っ込むか、

事前に突っ込まれないようにするかの繰り返しです。

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ココからは簡単に例を披露したいと思います。


私が、以下の主張をしたとします。(もしくはメルマガ・ブログにそのことを書く)

 あなたは、アフィリエイトを始めるべきである。


当然ながら、読者は「なぜ?」と思うはずです。


そう思われない為にも、理由をシッカリと伝えます。


今回はそ理由を3つ用意してみました。


理由①
起業や株式投資・FXと比べて、金銭的リスクは圧倒的に低い。
その気になれば無料でできる。例え失敗をしても失うものは何もない。
失敗しても何度もでもチャレンジができる。


理由②
アフィリエイトで稼いで生活ができるようになると、
「時間的自由」「経済的自由」「精神的自由」を手に入れることができる。

実際にアフィリエイトで稼いで自由・気ままな生活をしているがいる。
彼ら(彼女)らは、会社勤めをしている人みたいに、
毎日満員電車に揺られることもなければ、毎日出社をする必要はない。
本当に好きな時間に好きなことができる。


理由③
会社に勤めていても給料は上がらないし、
いつリストラになったり会社が倒産するか解らない。
ひとつの収入に依存するほどリスクが高いことはない。

アフィリエイトで副収入を確保しておけば、
いつ何が起こっても安心できる。よってリスクヘッジになる。



決して間違っている理由ではなく、完全に否定はされないと思います。


ここで述べた理由は、以下の「前提」にそっているからです。

理由①に対しての前提
金銭的リスクがないのであれば、行動するのは当然。


理由②に対しての前提
会社勤めは苦痛であり、人は自由になりたいと日々切望している。


理由③に対しての前提
会社勤めは危険である。ひとつの収入に依存することは危険である。
誰でもアフィリエイトをやれば、成功して、収入を増やすことができる。




この前提を見たときに、

「アレ?」と思うかもしれません。

その通りです。



意識的か、無意識的かは別として、

私たちは「ある前提」のもとで論理を組み立てています。


もちろん、前提に気付かないまま話を進めている場合もあれば、

気付いているのにも関わらず、

あえてそれを言わず自分の話を進めている場合もあるのです。


なので、前提となる考え方は常に隠れているのです。


こんな論理も組み立てられます。


【1】
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【主張】メルマガアフィリエイトは稼げる!
【理由】メルマガは読者にいつでも情報を発信できるため、
    記事を見てもらうことができる。
【前提】読者は、毎日のようにoutlook、アカウントを開いている。
    携帯電話、スマートフォンでメールを見れる状態になっている。
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勿論、これは正しいです。ブログのみでアフィリエイトをするより、
メールマガジンを使った方が稼げるのは当然です。

一定の前提にそって論理が組み立てられているということです。


では、もう一つ出します。


【2】
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【主張】セールスレターは長い方が売れる。
【理由】長文を書くことで、読者の心は文章の世界に
    グイグイと引き込まれ、購買意欲が高まる。
【前提】読者は、セールスレターに書かれている文章を全て読んでいる。
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さて、どうでしょうか?

かつての私は文章を全て読みませんでした。

要点だけパッパと見て、商品のポイントだけ抑えて、
購買を決断していました。

また、長さに関しても実は個人差があります。

レターよりも動画や音声で購入をする人もいます。

というように、隠れた前提が見えてくることで、

何が正しくて何が間違いであるかがより鮮明に見えてきます。


セールスレターを書いたことがある人なら、

この部分に対しては特に気を使っているのではないでしょうか?


ヘッダー、見出しに主張を書いて、徹底的に理由付けをします。



同時に、理由を書けば書くほど盲点がたくさん見つかります。
断定的にこうだ!と主張しても、必ずどこかに論理の飛躍があるのです。


必ず文章を見直してどこに論理の飛躍があるかを検証しています。


言うなら、

「読まない」「信じない」「行動しない」壁の

「信じない」の壁を突破する部分になります。


読者に「アレ!?」と思われない為にも、自分の文章を漏れを探す、

もしくは他の人に頼んで見つけてもらったりして、文章を補強します。



『論理の3つの公式』については以上です。



と言っても、

5月17日に開催するセミナーは、

ライティングに特化した内容でないですけどね。

(論理をベースにした文章が必ずしもよいかと言われたら別なので)



あくまで、

ネット起業家のためのディベートになります。



今回お伝えした『論理の技法』については、キモになるので、

セミナーでもシッカリと教えていきます。

また、実演を通して使いこなせるようになります。


最後に、

5月17日のセミナーの詳細はコチラのページです


↑申し込みリンクではありません。


昨日の記事です。記事のテイストがセールスレターですけど。(笑)