複層ガラス、保温効果や改修方法 | NEXTのブログ

複層ガラス、保温効果や改修方法

住宅版エコポイントに!!


良く言われているペアガラスサッシとは複層ガラスサッシの商品名で


通常の窓用ガラスが2枚あり、それらの間に空気やアルゴンガス等を


入れる場合や、あるいは真空にしたものを言います。


用途に応じて遮光機能を付けて、夏場の暑気対策が出来るものもあります。


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(標準枠+複層障子+樹脂アングル)    (断熱枠+断熱複層障子+樹脂アングル)


省エネ性も高く、体感温度も安定するので木造の新築住宅に急速に


普及しています。



国土交通省の計算では、


延床面積125平方メートルの家全体を断熱強化した場合、


室温20度の時に、通常の家に比べて断熱性能が高い家では


体感温度が15~19度になるとしています。


(分かりにくい説明ですが)


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(温度センサーによる比較例)


熱還流率で言いますと、


普通ガラス単体の場合は、6,0/㎡Kで、

複層ガラスの場合は、 3,5㎡/㎡Kで


約半分になると言うデーターも有ります。


但し、断熱性の向上は単に窓ガラスだけを複層にすれば良い


と言うものではありません。


壁の断熱性能を向上させることも重要な要素です。


私がリノベーション工事を手掛けたお宅の場合(あるユニット住宅)


既存サッシの窓ガラスのみを複層にして、壁天井は現場吹き付け


発泡断熱材として、床下にも断熱材を施工。


先日お伺いしましたら、サッシのアルミ部分には多少結露は


しますが、以前とは比べ物にならないと言う言葉と、


とても暮らしやすくなりました。


と言うお言葉を頂きまた。


(但し大きな掃き出し窓等はかなり重く成りますので、

  サッシのコマなどの補強が必要になる場合もあります。)

最近は簡単に内側に樹脂製の内窓を設けるなどの方法も


出ているようです。


住宅版エコポイントによりこの分野や住宅業界が、家電の


ような盛況になればよいのですが。