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二足のわらじで「命伝える」

ソプラノ歌手が住職に!!


と言う記事を京都新聞で見つけました。


ソプラノ歌手として、海外公演の経験もある柱本めぐみさん。


がこの秋、嫁ぎ先の古刹、京都明覺時の住職に就いたとあります。


前住職の夫、優さんをがんで亡くして2年。


12月5日に三回忌の法要が営まれ、


「歌があったから、くじけずにいられた。命の大切さを

 伝えるのは仏教も歌も同じ」


と二足のわらじをはき続ける決意を新たにした。


と書いてありました。


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柱本さんは、京都市芸大卒で、ソリストとして活動。


1982年に大学の先輩で優さんと結婚。


(条件は寺の仕事は一切しなくてよい)だったらいい。


2人の子育てをしながら海外公演を十数回経験したとあります。


余談ですが、私の田舎の寺の住職の奥様(その寺の娘さん)も


声楽家でたしかソプラノだったと思いますが、名前が同じめぐみ」さん


でした。


私の父の葬儀で、住職の低音と奥様のソプラノがハモリとても素晴らしい


お経をあげて貰ったのを思い出しました。


2005年に夫の優さんに悪性腫瘍が見つかり、治療を受けながら


住職の務めを続けたが、07年にホスピスに入院。


めぐみさんが同じ境遇の入院患者や家族らとの交流として、


院内でミニコンサートを開き、「紅葉」や「故郷」を披露すると、


皆が涙をばがしたと言います。


「歌は聴くひとに支えられてこそ歌える。自分の中で歌うことの意味が


一変した。」


優さんは同年に亡くなったが、500年の歴史を誇る寺の切り盛りで


落ち込んでいる暇は無かったと言います。


寺創建依頼、女性の住職は一人もおらず、「門信徒に認めてん貰えるか


不安だった」が、9月の彼岸法要では、皆さん拍手で就任を歓迎して


頂いたらしい。


仏教賛歌を本格的に歌い始め、他のお寺や病院で歌ったり


講演したり。


門信徒と一緒に合唱することもありで、


「お役に立つのなら、どこでも歌いたい。そのために生きていると今は


思う」と話したと有りました。


凄いですね、こう言う二足のわらじは大いに履いてもらいたいものです。


今、外は雨風が強くなってきました。


晴れてくれ~・・・・合掌。