火星の隕石「やはり生命痕」???。
13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争の元となった隕石
に、生命の痕跡があるとする新証拠をアメリカ航空宇宙局(NASA)
が30日に発表した。
と言う記事が読売新聞の夕刊に載っていました。
13年前のことは知りませんでしたが、この記事(事実)に少し疑問があります。
ジョンソン宇宙センターの最新顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析
し直した結果、ある種の細菌が体内で造り出したと考えられる。
と言うものです。
ALHと名づけられた隕石は、1600万年前に火星から飛び出し、
13000年前に南極に落下した。
1984年にアメリカの調査隊が拾い、NASAが96年に「微生物の痕跡が残って
いる」と発表したものだそうです。
どうでしょう?
まず1600万年前に火星を飛び出した?
今の科学なら解明できると言われればそれまでですが、本当に正しい
判断なの?
13000年前に南極に落下?
本当に?
今現在火星に降りた探査機が持ち帰った岩石からの分析なら信じる
ことが出来ますが、少なくとも13000年も地球に居たものなら、なんらか
の状況で細菌が付いたとも考えられないか?。
宇宙大好きな私もこの記事には懐疑的です。
これまでの火星探査の歴史は
初めて火星に着陸した探査機は、1973年 に旧ソビエト連邦 が打ち上げた
マルス3号。しかし着陸後、20秒で信号が途絶えた。これに続くマルス6号も
着陸1秒後に信号が途絶えた。
本格的な探査に成功したのは、1976年 にアメリカが打ち上げたバイキング1号。
その後同種のバイキング2号も着陸に成功し、火星表面の映像を地球に電送した。
1997年 にはマーズ・パスファインダー が着陸し、ソジャーナと名づけられたロー
バー(自走ロボット )が岩石などを採取した。
2004年 1月に、火星探査車スピリットとオポチュニティが着陸に成功した。
2008年 5月にフェニックスが着陸した。
日本も打ち上げていて、
のぞみ (PLANET-B) - 1998年7月4日 打ち上げ、2003年 12月9日 に火星軌道投入
を断念。
12月14日
に火星から 1000 km地点を通過。
(ウィキペデアより。)
少なくともこれらの歴史の中で着陸して岩石を採取したものの中からの資料なら
信ぴょう性があるんですけど~。
そう言えば先日書きました日本の金星探査機「あかつき」が完成したと言うニュースを
テレビかラジオかのニュースで聞きましたね~。
期待してます。