50万人動員!地域の活性化にも貢献。
上方落語界がわいているらしい!!
大阪「天満天神繁盛亭」がこの10月で開席3周年を迎えたが、
観客動員が、50万人に達したらしい。
落語人気の本格的な高まりであると記事は書いています。
(京都新聞)
私もデザイン学校の学生のころ落語にはまり、落語家の勉強会と言う名
の演芸会に頻繁に足を運んで、寄席では時間に縛られて実現できない
落語の話の最初から最後までをテープに撮りながら聞き入っていた
のを思い出します。(これは今は違反行為ですよね)
この50万人の人たちが繁盛亭に入場されたことで、付近の天神橋筋
商店街の活性化に繋がっていると記事は伝えています。
具体的には、開席1年目で大阪商工会が調べたところ、
商店主の5割が売上が増えたと答え、8割が通行料が増加した
と答えたと言い、しかも1年間の経済効果は116億円にのぼり
3年間だとすごい数字だと言います。
この成功のカギは、桂三枝率いる上方落語協会と、
天神橋筋商店街、そして敷地を提供した大阪天満宮の三者
が緊密に連携した成果だと言います。
連携!! いいですね~・・・
なかなか出来ないことです。
関係者の力いっぱいの努力が感じられます。
上方落語は一時期低迷して、落語家もかなり少なくなって危機
的状況にあったのを、当時の指導者と言っても良い、
上方落語の四天王と言われた、
の皆さんが、各地で演芸会を開いたり、積極的に弟子を取って
育てたりした地道な努力があって今日に至っていて、
現在上方落語協会員は216人も居ると言います。
今も続く落語普及の努力は、繁盛亭で行っている一般からの落語
台本の募集や、上方落語の話に出てくる大阪池田市で始まった
「社会人落語日本一決定戦」の」実施などが続いているらしい。
落語家の話芸も高水準になってきていて、若い観客も増えている。
上方落語はまだ発展途上である と結んでありました。
見習わなくてはならない点がいくつもあると感じた私です。