前もって大分の人から
話し合いの間中
僕もその場におる様にと
言われとった。
会社に属しとる以上
彼に渡した資金の件は
もう僕には
無関係のものではないからやろう。
もちろん僕としても
もう知らない事実ではないし
話のいきさつは
見とく必要が
あると思っとった。
話はほとんど前振りなく
本題に入った。
具体的な内容は
もう忘れてしまったが
返金の話には
変わりなかった。
領収書のコピーを見とる事と
僕が会社設立からこれまでの
資金の使い道を
細かに話した事から
全てを知っとる
大分の人は
彼を追求する事は
そんなに難しい事ではない
様子やった。
その反面彼は
連絡を無視して
逃げとった事も手伝ってか
物凄い焦り様で
とてつもない早口で
言い訳にしか聞こえない
説明を一生懸命していた。
その顔は
今まで僕が見た事もない様な
脅えてる様にも見える
弱者の顔やった。
話が進んどる途中
彼は僕に席を外す様にと言った。
その理由を
僕から先に聞いたんか
彼から先に言われたんかは
忘れたが
僕に関係のない話やけんと
いう理由やった。
投稿/2009年03月24日(火) 02:23