僕は聞く必要があると思っとったけん
本当に関係のない話なんかと
彼に問い正した。
それでも彼は
「お前には関係ない」と言い
出て行く様にと
再度命令された。
僕は外で待つ事にした。
外で待つ間中
恐怖感は止まる事なかったけん
いつの間にか
アベちゃんや
その他にも
今回の件を知る友達に
連絡しよった。
友達は皆
もう少しで終わるからと
僕の心が折れん様に
励ましてくれよった。
中には
僕にムチを打ち
気を奮い起こさせてくれる
言葉ももらう事ができた。
どのくらいの時間が
過ぎたんやろう。
話し合いは終わり
大分の二人が出て来た。
契約書などの書面上での
約束はあえてしなかったが
その月の末に
返金してもらう
約束をとったと言った。
僕は彼には会わず
大分の人と一緒に
その場を離れ
帰る事にした。
帰る途中
大分の人達と話をした時
彼のその時の表情を
語りよった言葉で
今でも覚えとる事がある。
めちゃくちゃ焦っていた。
話す内容
要は言い訳が
子供の様やった、と。
家に帰り着いた僕は
とてつもない恐怖心やった事と
先の見えん絶望感で
しばらく放心状態やった。
何も考えられんやった。
投稿/2009年03月24日(火) 02:51