前回の雪辱を果たそうと、ライバルの駿河坂学園電子遊戯研究部から挑戦状が届く。部長・天道をはじめとした現代遊戯部の面々は、その挑戦を喜んで受け、決戦へ向けて動き出す。岸嶺も猛特訓をはじめるのだが、思うように上達しないことに不安を覚え、ある決心をする。それは、強者どもが集まるというゲームセンターでの武者修行なのだが・・・。
今回登場する実名ゲームは、誰もが知る、あの有名格闘ゲーム。人気プロゲーマーの全面協力のもとに描かれたリアルなゲームプレイシーンに血沸き、肉踊ること間違いなし!


ゲーム戦争の第4巻です。
本作では、スーパーストリートファイターⅣ(カプコン)がテーマとして取り上げられています。

ライバルのゲーム部からついに格闘ゲームでの勝負を挑まれ、訓練すれば何とかなるだろう、と高をくくっていた主人公、岸嶺。チームメイトから、共闘ゲームと格闘ゲームの違いについて指摘され、急遽プロの特訓を受けることになりました。

この点は、作者自らがプロとしてプレイをされているゲーマーから直接指導を受けたことをそのまま描写しているのだとか。日本でもそういう仕事が認知されはじめているんですかね。

最近は毎年発売されていないようですが、格闘ゲームとしては個人的にはキングオブファイターズ(SNKプレイモア)のほうが馴染み深いです。いまでこそ2D系格闘ゲームで隆盛しているのはストリートファイターシリーズですが、過去には斬新なシステムが毎年搭載され、ゲームセンターやコンシューマでプレイしたものです。
割と近年(といってもここ10年くらいですが)、コンボ主体の2D格闘ゲームが主流になり、アーケードからは離れました。ギルティ・ギアシリーズ(アークシステム)や、ブレイブルーは一見さんお断りな雰囲気があっていまいちなじめません。これも時代の流れでしょう。

そろそろKOF出してもらえませんかねー。





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