バンダイナムコから発売されている

テイルズオブハーツRのゲームレビューです。



テイルズ オブ ハーツ R/バンダイナムコゲームス
¥6,480
Amazon.co.jp


【概要】


テイルズシリーズのマザーシップと呼ばれるタイトルのひとつです。

2008年に出たDS用ソフトのリメイクバージョンでした。

DS発売時のコンセプトは「心と出会うRPG]

Vita版は「新たな心と出会うRPG」


DS版発売日は覚えていますが無駄に衝撃的でした。

3Dモデリングを使用した3Dバージョンが発売されていましたね。

テイルズファンでそれを求めている人はいないだろうと思いましたが

当然Vita版では全てカットされたようです。


DS版との大きな変更点は

①プレイアブルキャラクター(カルセドニー、ガラド)の追加

②シナリオのフルボイス化

③戦闘システムの変更(チェイスシステム)

④ランダムエンカウントへ変更

⑤治癒石廃止、料理システム復活

⑥ゲストキャラクターの廃止


【キャラクター】


新たに追加されたおっさんキャラ・ガラド。

おかっぱの騎士・カルセドニーがプレイアブルになりました。

戦闘可能人数が8名となり、戦闘参加人数も4人へ。

かなりテクニカルな闘いができます。

据置とそう変わらないレベルです。

他のキャラクターに大きな変更点はなし。


【システム】


隠しダンジョンは長いマップになりますので

ランダムエンカウントはちょっとストレス。

戦闘システムのチェイスリンク・クロスチェイスは

格闘ゲームのコンボを複数で繋いでいくような感じですが

なかなか面白いと思いました。


【ストーリー】

ヒロインの砕け散ったスピリア(心)を集めて

冒険する正統派ストーリー。

ボリュームも充分、今回のは面白いお話でした。


【グラフィック】

DS版からは流石に大幅に改善しています。

が、アニメパートはたぶん流用しているのかなぁ。

I.G.が製作しているようですが、ひどいものです。

あのレベルのアニメならまだ一枚絵のほうがいい。


【音楽】

普通です。


【その他】

演出が子ども向け。

ゲーム自体子ども向けなのは、それはそうなのですが

アニメパートは赤面するレベルです。

なぜ見直さなかったのか、気になります。


あまり売れてないみたいですが、DS版のときには結構完成度が

高かったような気がしますから、ファンも買い控えているのかなーという

印象です。

不満点もありますが、モノの出来はいいと思います。



オススメ度 ☆☆☆☆