3月も中盤に差し掛かり、2022年のプロ興業も頻繁に行われて来ました。

 

まず、ネックス最初の試合は2月13日(日)後楽園ホールでのシュートボクシング

井藤勇斗

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いきなり1R 得意の右でランカーからダウンを奪う最高のスタート。

しかしそこはランカーの義光選手。

さらに追い打ちをかける井藤の猛攻をクリンチ、首相撲でしのぎ、

2.3Rは徐々に義光選手のペースに。

本線3℞で28-28ドロー

延長戦に入ります。

ここからは義光選手の経験が井藤を上回り、最後は首相撲からの

膝蹴り猛攻で井藤はダウン。

セコンドタオル投入によりTKO負けとなりました。

しかし、ランカーからいきなりのダウンを奪うという相変わらずの

強打は井藤の最大の武器。

これからもっと経験を積んで、この強打を生かせる技術を

どう身に付けていくのか。

これからが楽しみです。

 

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続いては2月26日(土)

同じく後楽園ホールで行われたDEEP106

2022年はさらなる高みを目指して邁進する伊藤裕樹。

対するは元修斗フライ級チャンピオン福田龍彌

 

序盤は静かな立ち上がり。

交錯することがなく1R中盤に福田選手がタックル。

尻もちついて壁に押し付けられましたが、うまくしのぎ切り1℞終了。

 

2R目は伊藤がパンチで前に出てプレッシャーをかけ自分のペースにもっていこう

としますが、福田選手は上手くかわす。

お互いのパンチがヒットするも伊藤のほうがバランスを崩して立て直しながらも

撃ち合うとカウンターを合わせられ伊藤ダウン、追撃の鉄槌パウンドで

レフリーストップ。

伊藤は初のTKO負けとなりました。

2022年悔しい敗戦からのスタートなりましたが、2022年は始まったばかり。

伊藤は逆襲に燃えています!

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続きまして、地元名古屋興業。

シュートボクシング ヤングシーザーカップセントラル29

              &

                MAX FC DEAD or ALIVE

こちらにはネックスの新星竹山和貴が登場

まだ高校生ながらも極真仕込みの強打と強いハートで挑みました。

 

1R、得意の左ストレートでグラつかせペースを掴みますが、

制度が悪く、うまい五十嵐選手に首相撲と長いストロークの前蹴りとストレートで

徐々に入っていけなくなります。

それでもがむしゃらい前に出る竹山ですが、度々カウンターをもらい動きが

遅くなっていきます。

3Rも五十嵐選手のペースで進み、終了ゴング同時にストレートで効かせダウン。

倒れたのがゴング後だったのでダウンは取られませんでしたが、フルマークの

3-0 判定負け

MMAでのプロを目指す竹山にとってはいい経験になったのではないでしょうか。

 

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続いてはDEEP NAGOYA IMPACT公武堂ファイト

ネックスからは河村嘉展 TATSUMIが参戦。

 

第6試合目に河村登場

あいては若手の東京選手望月貴史選手。

セコンドにはDEEPライト級チャンピオン武田光司選手

序盤河村は得意の四つからテイクダウン。

押さえつけるもパウンドなどで削る事は出来ず、

優勢ながらも1R終了。

2R、終盤疲れの見えた河村は残り1分30分あたりで

バックポジションをとられますがしのぎ切ります。

判定は3-0判定負け。

力の差は無かったものの、大事なところで優位に立たせてしまったところ

が悔やまれます。

 

メインで登場 TATSUMI。

 

昨年の大阪大会でも得意のバックチョークで一本勝ちとここ一番での強さが光ります

相手はファイティングネクサスで活躍する井上晧平選手。

若いながらに気持ちが強く、まだ22歳と将来楽しみな選手。

試合開始前のフェイスオフではお互いの気持ちの強さでバチバチのにらみ合い。

試合前からヒリヒリしました。

プレッシャーで組んで倒すTATSUMI。

上になって削るもスイープ。

離れ際にも追撃を食らわす井上選手。

再度ロープに押し付けテイクダウンを奪うTATSUMI。

動いてしのぐ井上選手。

しかし冷静にバックテイクしたTATSUMIは落とされずしっかり組んで得意のバックチョーク。

井上選手からタップを奪い完勝のTATSUMI。

メインをしっかりと締めてくれました。

 

2022年1勝4敗のスタートとなりましたが、今年はまだ始まったばかり。

巻き返しを狙う選手、課題を克服してより強くなって再度またあの場に立ちたいと

思う選手、先輩たちの戦いを見て自分もあの場に立ちたいと思う会員さん。

2022年の戦いはまだまだ続きます!

応援よろしくお願いいたします~!