15、6年前の夏だったでしょうか

スタッフとして山間のイベントに

参加しました

交通整理を仰せつかって

イベント会場から数100m離れた

三叉路に立っていた訳なんですが

日陰もなく、盆地特有の暑さと

いいましょうか

ふきだした汗が流れ続けるという

悲惨な状況でした

とっくにネクタイなんぞは外しており

Yシャツの袖まくり上げたいでたちで

頑張っておりました

熱中症という言葉もまだまだ定着して

なかったように思います

マジで意識が飛びそうになり

近くに湧き出していた湧き水を

衛生面なんか無視して飲みましたね

あの水がなかったらと思うと・・・

 

で、そんな折びっくりする光景が・・・

数10mむこうから若干お歳をめした

男性がゆっくり近づいてきました

スーツの上下、もちろんネクタイ

”ご苦労様!"・・・と一言

 

・・・常務・・・だ

暑くないの?

それよりも水くれ、水

冷たい水

 

その後すぐに交代要員が来てくれたのは

常務のやさしさでしょうか

でも、まず水がほしかった

 

あのときから僕の不死身伝説は

始まったのかも