小さなきっかけを大きなものに変化させる方法
キャンプに行くと、みんな基本的には火起こしをしてBBQしますよね。
今は簡単に着火剤や着火マンなどがあるのでそんな過程は吹っ飛ばしてしまうけど、
昔は木をこすり付けて火種を作り、燃えやすいものをかぶせて一気に息を吹きかける。
そうすることで火が生まれる。この感動がたまらないことを今思い出しながら書いている。
これがビジネスでもセールスでも同じ法則である。
何においても何かが始まる、大きくなる時には小さなきっかけがある。
それが一気に傾く。そのタイミングをマルコム・グラッドウェルはティッピング・ポイントと呼んだ。
このティッピング・ポイントを迎えるまでの過程がとても大事だ。
木と木をこすり付けることで生まれる火種。
それを作るコツコツとした活動。そして、その火種にかぶせる燃えやすいものを用意すること。
最後に一気に息を吹きかけること。
この3ステップを押さえる必要があるのではないかと考えている。
特に新しいビジネス、新しい製品、新しい担当地域など全く未知の領域で想像から
脱却するためにはどうすべきかを毎日考えているが、このことを自分がやっている仕事の
ステップにあてはめてほしい。
一番時間がかかるのが第1ステップだ。
この火種を作る活動はどうすべきだろう。
次回はこの火種を作る方法について書いてみたいと思う。
33&38&16&88 We are Family.