リリー先生
「 ケアレス careless な デイジー。
自分のことが一番大切な おバカなデイジー。
彼女は、マートルが 道路に飛び出してきたとき、マートルを避けようと、
反対側の車線に向けて いったん、ハンドルを切りました、でも、
反対車線には 対向車が向かって来ていたので、
その対向車に突っ込んで 自分が傷つくよりは、
マートルを 轢いちゃうほうを選んだわけですね
この国の大金持ちのかたがたは 何しても許されると思ってるんですね 今でも」
ますます、パリス・ヒルトン に似て見えてきました。
パリスも 交通事故を起こして、でも 自分はセレブだから許されると思い込んでいて、
裁判で 刑務所に拘置されることが決まったとき、
" It's not fair." 不公平だとかずるいわ、とか叫んでましたもんね。
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村上春樹版:p.260~p.261
原書:p.143