こないだ相談を受けました。
留守番電話の英語が聞き取れないので、
何を言っているのか聞いてみてほしいそう。
電話の英語って分かり難くてやだなあ…
と思ったけど、聞いてみました。
そうしたら…
聞き取れない…
ものすごく、ハッキリしゃべってるんだけど、
ものすごい、フランス語なまり。
そして恐ろしく早口。ムリ。
ドヤ顔でフランス語なまりの英語を話してる
相手を想像する。知らない人だけど。
相談してきた人に、ごめんなさい
ほとんど分かりませんでした。
と言ったら、そうなんだよ、この人は
普段から何言ってるかわからないんだけど、
この留守電はひどくて…。
あ、留守電はvoicemailね。
I couldn't understand the voicemail message.
そういえば、少し前に電話会議で、
ポーランド人の話を聞いたけど、
あれも聞き取れなかったことを思い出した。
みんな、
英語で話す相手はネイティブだと
思ってるかもしれないけどね、
それは大きな間違いです。
世界で英語を話す人の数はおよそ17.5億人。
世界の人口が70億人だから、25%
そのうち、ネイティブは4億人弱。
8割近くがノンネィティブ。
日本に来る観光客だって、
ビジネスの相手だって、
ほとんどが私たちと同じ、
ノンネイティブです。
英語が上手いひともいるけど、
ほとんどがテキトーな英語を話してます。
みんなブロークンです。
日本人ならまず、
「わたし英語ができます」
とは言わないレベルで、
堂々とビジネスレベルの英語が出来ると
言ってのける人をたくさん見てきました。
逆にその言い方、ネイティブはしませんよ
なんて言ってる人は見たことないです。
ニューヨークでも、英語のレベルはさまざま。
ネイティブだってへんな英語をはなすひとが
たくさんいます。
日本人でも、敬語のできない人、
カチンとくる言い方をする人、
たーくさんいますよね。
英語なんて外国語なんだから
カンペキでなくてあたりまえ
ネイティブレベルなんて幻想です。
気にせずブロークンでいきましょう。